昨日から始まった一般質問は2日目に入り私が1番目、同会派の大友健議員は4番目の登場でした。今日の質問者数は昨日と同じ6人ですが、全て終了したのが18時22分と昨日より2時間近く遅くなった。
原因は私の質問中に議会運営委員会が開催され中断したことです。私の分だけで昼食をはさみ10時から、13時35分までかかりました。(でも、短かった!)
タイトルの「冴えていた、一般質問」は、私のことではなく大友健議員のことです。東日本大震災についてと大見出しの質問は、集団移転や千年希望の丘を質問したのです。(私も集団移転でしたが勉強不足です)
まず始めに集団移転の個別面談では、行政側が公表しない数値の発表について冷静且つ、穏やかにそして鋭く、切り込みました。事前通告していた案件ですから公表すべきことが当たり前なのです。
中身は集団移転に関する2回目の個別アンケートの集計結果です。他の自治体はホームページにも公表していますから、秘密にするものではありません。
「現段階でアンケートの7割しか回収できていないから明示するところに至っていない」と大友克寿議員にも公表を拒み、私の時も拒否された。他の自治体も回収率は7割くらいで、それでも公表しているのです。
なぜ、岩沼だけが公表しないのか、、、下衆の勘繰りをしたくなる。集団移転の移転者数は全体の半分以上を満たすことが要件の一つになっているからです。
大友健議員はこれまで調べてきたことに順を追って、わかりやすく丁寧に質問していました。国土交通省のガイダンス(指導要領)などをひも解き、自分なりの見解を市政に問いかけたのです。この辺りは冴えていた。
岩沼の被災者が集団移転に加わらず、市内外へ移転する状況は続いています。仮設住宅やみなし住宅の被災者で、個別移転を検討中の方も含め知っているだけで相当な数になっています。(それは市当局も把握しているはずだが、、、)
この事態を早く解消しなければならないのに、市長は引き留め策を講じるどころか被災者に対し「(移転を)自力でやる人は自力でやっていただきたい」と言い切る始末です。(何考えてんだか!)
それでも諦めず、最後の方には新たな移転地の検討も急がねばならないなど、との答弁を引き出しました。(途中中断の私にはできなかったことでした)
明日の請願審査は、今日の質問を参考に臨みたい。
他市では説明会やアンケートの対象になっていますが、移転者数にカウントされないから、関係ないんでしょうね。
土地利用に規制をかけようという時に何も説明が無いので、今後何があっても岩沼市には協力しないつもりです。
あ、協力を求められることもないでしょうけど。
そして、次世代が岩沼に住みたいと思うような集団移転候補地をしっかりと掲げて頂きたい。
そればかりか義捐金もなければ、物資もない何一つない、と言ってもなにもできないと返事が返ってくるばかりで、大変憤慨しておりました。
これまで税金の滞納もなく、岩沼に住み続けてきたのに絶対住みたくないと言い切っていました。
新聞読んで「請願が出たことはいいことだ」と電話があった。ただ被災者の声を聴かない市長への幻滅は、変わるものではないとのことです。請願不採択にも残念でならないとのこと。
私たちはまだ諦めていません。市長がやらないのならリコール運動に発展すればとも考えています。