すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

確たる事実に、反して

2014年11月25日 | 市政・市制・市勢
 以前こんな意見を聞いたことがありました。たしか岩沼市議会内の委員会での発言だったかと思います。「議員は24時間議員であり、行動や発言については場所や立場をわきまえ慎むべきだ」と、確かこんな内容の意見だったと記憶しています。大変立派なお言葉でありました。  が、、、

 本日午前10時から岩沼市議会議員全員協議会なる会議がありました。テーマは、1)消防広域化重点地域の指定について。2)亘理町の公の施設の設置に関する協議についての2点です。消防広域化重点地域の指定で、岩沼市、亘理町、山元町の3市町が広域連携に向けた取り組みを模索中です。

 平成20年当初、国は消防の広域化を30万人規模で広域化することを推進し、宮城県内を3分割することに計画していました。仙台市以南を一つの地域に連携しようとしていたのです。それが最近では10万人規模を目途に、広域化へ向けた取り組みをしようとしています。

 仙台市は100万人都市ですから単独で維持しようとすることは可能です。だが、7万人の名取市も単独で消防を維持しようとしています。これは首長や議会の考え方でもあるから、他所が口出しできることではありません。ゴミやし尿では3市町と連携していますが、消防は現段階で単独維持するみたいです。

 1)の会議終了後、10分程度の休憩中に飯塚議員が『確たる事実』に反したような発言をしたので私は指摘した。発言内容は「(近隣の)○○市長は○○高校時代に○○なことをやっていた元革マル(派)だ」などと、会議室全体に聞こえるような声で雑談していました。

 個人的に隣の席とひそひそ話をしているのではありません。議員や同席した執行部の皆さんにアピールしているようでした。向かいの席に座った私は飯塚議員に対し「確たる事実に基づいて発言をしてはどうか」と質したが、全く聞く耳を持ちません。

 岩沼市議会は最高規範性の条例である議会基本条例に『確たる事実に基づかない発言及び情報発信を行ってはならない』と今年4月に改正されたものが施行されています。しかし、飯塚議員は「会議が休憩中だから、当てはまらない」との主旨を申され、私に対し敵対する行為とみられる人差し指を向けました。

 そのうえで「いや、中核(派)かな」とも言いました。飯塚議員は確たる事実とは何かを理解していないのでしょうか。条例改正当時の委員長だった松田議員は、『確たる事実』とはたとえ新聞記事であっても新聞社に確認しなければ、議会での発言が出来ないことだ、と発言されていました。

 革マル派だといえる証拠はつかんでいるのかといえば、○○市長の同高校卒業生の実名を出しその方から聞いたと言うのです。当事者が市長という身分ですから直接聞いたうえでの発言なら『確たる事実』に反しない発言だと思います。飯塚議員は改正に賛成し、基本条例を遵守しなければなりません。

 なぜなら、条例の<説明欄>に記されていることは『発信元の不確実な情報の伝聞及び虚偽の表示を根拠とする発言、、(中略)、、他人や組織を誹謗する行為を行ってはならない』と規定しています。こんなことを条例で規定している議会は、日本全国広しといえども岩沼市議会ぐらいでしょうね。

 しかし、その場にいた多くの議員は飯塚議員の発言をいさめませんでした。革マル派だという言葉に肯定もしませんが、発言そのものにスットプを掛けなければと思うのです。

 お隣の市長さん、こんなことを言われたら、一緒になんか連携しないよね。
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1 コメント

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撤回、中止するしかない (岩沼一市民)
2014-11-29 21:30:27
1.飯塚議員は、火葬場問題が発覚当初は、不正追及派でしたが、
途中から裏切りましたね。
裏切り者は、誰からも、どこからも信用されないよ。

2.11/27(木)市と反対派住民との『直接団体交渉』が開催されたとのこと。(2回目)
市が、何回お願いしようとも、反対派住民は絶対同意しない・・とのこと。

3.『何回お願いされても同意しない』・・と言ってる以上、市は、志賀地区の火葬場候補地は、
『撤回、取り消し、中止』するしかない。

4.火葬場問題が、1年後に迫った、市議会議員選挙の大きな争点になるようなことになれば、
市の大きなイメージダウンだよ。
市も、『そこまでは引っ張らない』・・と言ったと聞いた。
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