一昨日の水曜日は快晴という天気予報を信じて、今年で4年目と恒例になりつつある秋の山サイに行ってきました。残念ながら実際のお天気は快晴とはいかず、期待していた雪化粧した富士山や南アルプスの展望は楽しめませんでしたし、紅葉にもまだもう少し早いといった感じでしが、人の少ない山域ということもあって今年も静かな山サイを楽しむことができました。ただ人が少ない、というかほとんど人がいないので、雲に陽射しが遮られて森の中が暗くなると、なんだか少し心細くなったりもします。もっとも、そういったひりひりした心細さがまた良かったりもするんですけどね。
さて冒頭で述べたとおり、本コースを走る?のは今年で4年目、GWに走ったときを含めれば今回で5回目です。はじめて走ったときは、標識なども少なく、2万5千分の1の地図を何度も出しながら走ったのですが、最初走ったときより格段に標識が整備され、さらにコースもだいたい覚えてしまったので、今回は簡単な地図すら持って行きませんでした(ホントは良くないことですが)。ただ道に迷う心配はなくなったものの、走ってみると「え?ここって、こんなんだったっけ?」と思うところもいくつかあり・・・
というわけで、以下は自分のための簡単なメモ。
全コースの所要時間は6時間10分くらいとだいたいいつも通り。ただそんなにはのんびりしていない。平日だと帰りの通勤ラッシュを避けるためについつい淡々と先を急いでしまう。今回の場合は始発輪行で出走が8時10くらい。帰りの猿橋駅着が14時20分。ビール呑みながらのんびり自転車をばらして、鎌倉駅に着いたのが17時40分くらい。走行距離は60.5km。
シングルトラックがはじまって少ししてのつづら折りは毎度ながらかなり難しい。お尻はほとんどサドルの後にひいた状態のまま。体、とくにハンドルを支える腕にかなりの負担がかかる。勾配のきついタイトターンでは何度か自転車から降りて押した。また押しはしなかったけれども、体にストレスがかかったり、ザックのストラップを締めなおすための足つきも多数あり。とはいえ、乗車率は以前より高くはなった気も。押したのは5回くらいだっけな。もう少しあったかな。まぁ回数ではなくその距離のほうが問題だったりもしますが。とにかく、ここは走るたびに記憶以上に「難しい」と感じる場所。しっかり覚えておこう。
シングルトラック後半部のトラバースは2回だった。てっきり1回だと勘違いしていた。それから1回目のトラバースの上りはかなりの激坂。思ったよりも長かったので次回は覚悟していこう。それからここらは保水力の高い土壌ということもあって、微妙に路面がふかふか。ところどころあらわれる上り返しとあいまって後半結構足に来る。
最後の峠から猿橋駅まではだいたい50分ほど。ほとんど下りのため、楽なはずなのだけれどもいつもそれなりに消耗する。毎回なぜか向かい風気味?なのと、何箇所かある上り返しがそこそこきついから。ロードで走ったらきっとまた違うのだろうけれども。。。
それから用意した食料は、薄皮あんぱん5個とコンビニおにぎり4つと水1リットル強(以上を消費)。それからカロリーメイトと王滝で余ったパワーバー2本。燃費の悪い自分が山のなかに入るときはもう少し多めのほうが良いと思うのだけれども、ここに関しては経験上これくらいで持つだろうということでこれだけにした。何かあって一晩山のなかで過ごさざる得なくなっても食料的にはぎりぎりこれでなんとかなるとは思う。ただ別の問題として寒さに耐えられるかがあるけれど・・・。僕は本当に寒さに弱いのだ。やっぱりひとりである程度の山に行くときはツェルトは持っていったほうがいいのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0d/299088f24f616383d3b10d2ab78a7649.jpg)
走りはじめの駅から最高地点まではおよそ1300mほどの上り。あまり車の通らない静かで走りやすい道なのだけど、やっぱりきつい。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ed/a3f0114ff681a271cc70642857a20b87.jpg)
押しや担ぎもまじえながらの上り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/d5/636dad625f77a2ea22395edf23e19477.jpg)
ここらあたりの特徴的な稜線。快晴ではないけれど、これはこれで雰囲気があっていい感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/60/2e4fd854dda05e7fbf30744938135ab0.jpg)
ただ迫力ある展望がないのはやはり残念。年内、もう1回来るか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/20/d42b40312585585d432e11e67e64259a.jpg)
そしていよいよシングルトラックの下りのはじまり。最初だけ「イヤッホー!」。その後はしばらく、全身ガチガチに緊張させながらのタイトターンが続く・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d5/3530fdde8e98241c8cf91ce76c360ce3.jpg)
少しだけ紅葉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7e/44154c7ee125f80290c1f698b064f665.jpg)
そしてなだらかな尾根をのんびりと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/00/5821a36bf34fe190b8f12760dfa46d64.jpg)
時折こんな倒木が道をふさぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/42/888da669865a82bbed10b8b52fca46d3.jpg)
森が美しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/32/b4990204fad67eb5f4da159c02abd354.jpg)
繊細な自然のなかを走るのは本当に楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/92/2e41a593a91b1d96c954cb41ab13f71b.jpg)
ふかふか、カサカサのトラバース気味の道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/bf/3c9b6f357bd743a9edf2ebf1cf08ffb4.jpg)
この峠へはまだ上って来たことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/22/3ea1665d91d89627c060ca6283f81657.jpg)
で、あとは舗装路の下りなのだけれども、なぜか毎回この下りがそこそこきつかったりするのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8d/056c59cc16609facebaa6ea8ed33f2ec.jpg)
そして最後は地元で・・・
標高1900m近い場所にいるにもかかわらず、GPSの標高が500mくらいになっていたりしたのが気にはなりましたが、良い1日でした。自分の好きな自転車の楽しみ方を再確認できた気がしました。でもedge705は本当に壊れちゃったのかもなぁ。下りなのに上り勾配が表示されたりと、明らかに高度がからむデータはおかしかったから。まぁもう少し様子を見ることにしよう。
さて冒頭で述べたとおり、本コースを走る?のは今年で4年目、GWに走ったときを含めれば今回で5回目です。はじめて走ったときは、標識なども少なく、2万5千分の1の地図を何度も出しながら走ったのですが、最初走ったときより格段に標識が整備され、さらにコースもだいたい覚えてしまったので、今回は簡単な地図すら持って行きませんでした(ホントは良くないことですが)。ただ道に迷う心配はなくなったものの、走ってみると「え?ここって、こんなんだったっけ?」と思うところもいくつかあり・・・
というわけで、以下は自分のための簡単なメモ。
全コースの所要時間は6時間10分くらいとだいたいいつも通り。ただそんなにはのんびりしていない。平日だと帰りの通勤ラッシュを避けるためについつい淡々と先を急いでしまう。今回の場合は始発輪行で出走が8時10くらい。帰りの猿橋駅着が14時20分。ビール呑みながらのんびり自転車をばらして、鎌倉駅に着いたのが17時40分くらい。走行距離は60.5km。
シングルトラックがはじまって少ししてのつづら折りは毎度ながらかなり難しい。お尻はほとんどサドルの後にひいた状態のまま。体、とくにハンドルを支える腕にかなりの負担がかかる。勾配のきついタイトターンでは何度か自転車から降りて押した。また押しはしなかったけれども、体にストレスがかかったり、ザックのストラップを締めなおすための足つきも多数あり。とはいえ、乗車率は以前より高くはなった気も。押したのは5回くらいだっけな。もう少しあったかな。まぁ回数ではなくその距離のほうが問題だったりもしますが。とにかく、ここは走るたびに記憶以上に「難しい」と感じる場所。しっかり覚えておこう。
シングルトラック後半部のトラバースは2回だった。てっきり1回だと勘違いしていた。それから1回目のトラバースの上りはかなりの激坂。思ったよりも長かったので次回は覚悟していこう。それからここらは保水力の高い土壌ということもあって、微妙に路面がふかふか。ところどころあらわれる上り返しとあいまって後半結構足に来る。
最後の峠から猿橋駅まではだいたい50分ほど。ほとんど下りのため、楽なはずなのだけれどもいつもそれなりに消耗する。毎回なぜか向かい風気味?なのと、何箇所かある上り返しがそこそこきついから。ロードで走ったらきっとまた違うのだろうけれども。。。
それから用意した食料は、薄皮あんぱん5個とコンビニおにぎり4つと水1リットル強(以上を消費)。それからカロリーメイトと王滝で余ったパワーバー2本。燃費の悪い自分が山のなかに入るときはもう少し多めのほうが良いと思うのだけれども、ここに関しては経験上これくらいで持つだろうということでこれだけにした。何かあって一晩山のなかで過ごさざる得なくなっても食料的にはぎりぎりこれでなんとかなるとは思う。ただ別の問題として寒さに耐えられるかがあるけれど・・・。僕は本当に寒さに弱いのだ。やっぱりひとりである程度の山に行くときはツェルトは持っていったほうがいいのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/0d/299088f24f616383d3b10d2ab78a7649.jpg)
走りはじめの駅から最高地点まではおよそ1300mほどの上り。あまり車の通らない静かで走りやすい道なのだけど、やっぱりきつい。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ed/a3f0114ff681a271cc70642857a20b87.jpg)
押しや担ぎもまじえながらの上り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/d5/636dad625f77a2ea22395edf23e19477.jpg)
ここらあたりの特徴的な稜線。快晴ではないけれど、これはこれで雰囲気があっていい感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/60/2e4fd854dda05e7fbf30744938135ab0.jpg)
ただ迫力ある展望がないのはやはり残念。年内、もう1回来るか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/20/d42b40312585585d432e11e67e64259a.jpg)
そしていよいよシングルトラックの下りのはじまり。最初だけ「イヤッホー!」。その後はしばらく、全身ガチガチに緊張させながらのタイトターンが続く・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d5/3530fdde8e98241c8cf91ce76c360ce3.jpg)
少しだけ紅葉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7e/44154c7ee125f80290c1f698b064f665.jpg)
そしてなだらかな尾根をのんびりと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/00/5821a36bf34fe190b8f12760dfa46d64.jpg)
時折こんな倒木が道をふさぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/42/888da669865a82bbed10b8b52fca46d3.jpg)
森が美しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/32/b4990204fad67eb5f4da159c02abd354.jpg)
繊細な自然のなかを走るのは本当に楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/92/2e41a593a91b1d96c954cb41ab13f71b.jpg)
ふかふか、カサカサのトラバース気味の道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/bf/3c9b6f357bd743a9edf2ebf1cf08ffb4.jpg)
この峠へはまだ上って来たことがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/22/3ea1665d91d89627c060ca6283f81657.jpg)
で、あとは舗装路の下りなのだけれども、なぜか毎回この下りがそこそこきつかったりするのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8d/056c59cc16609facebaa6ea8ed33f2ec.jpg)
そして最後は地元で・・・
標高1900m近い場所にいるにもかかわらず、GPSの標高が500mくらいになっていたりしたのが気にはなりましたが、良い1日でした。自分の好きな自転車の楽しみ方を再確認できた気がしました。でもedge705は本当に壊れちゃったのかもなぁ。下りなのに上り勾配が表示されたりと、明らかに高度がからむデータはおかしかったから。まぁもう少し様子を見ることにしよう。
案内できたらいいなーと思ってるんですが、天気良さそうだったので、今年もひとりで走っちゃいました(^^;;
でもいつか皆で行きましょう!
私、トラバースで思わず下を見て落っこったこと
あります。
自転車と共に這い上がるのにとても苦労しました。
無事ではあったんですが…。
それにしても森の小径はとても静謐な雰囲気で
山サイの醍醐味ですね。
MTBのソロはなるべく避けてまして、行っても知ってるWトラだけです^^;
暫くMTBに乗れてないので、こういうの見るとウズウズしてきますです。
気持ち良くすぅ~っと行けるところはいいんですけど、路面が荒れてるとちょっと怖いです。トラバース。
しかし片瀬山さんにそんな経験があったとは。山サイもやられていたんですね。ということは、そちら方面でも大先輩ではないですか!
今度機会があったら是非ともお話聞かせてください。
MTBがない時代に山サイをしていた人たちには畏敬の念を感じてます。
□ワニガメさん
たくさんうずうずしてください(笑)
このコース、それなりにハードだとは思うのですが、景色や雰囲気が素晴らしいのでとても気持ち良く走れます。逆に楽でも交通量の多い場所を走っている方が疲れを感じることが多いです。
MTBでもご一緒したいですね!