湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

夏の山道と3匹の子猫とその親猫

2011年07月14日 | MTB


 昨日のMTBがとても新鮮で楽しかったので、少し悩んだけれども今日の休みはMTBで遊ぶことにした。

 出発は6時過ぎ。5時前に起きたのだけれども、テレビをつけたらなでしこジャパンが3vs1でリードしていたので、興奮してそのままテレビの前で応援してしまった。



 昨日のMTBは快適で楽しかったのだけれども、今日はいくつかの場所で手こずり、ヒヤッとした。からからに乾いた冬とはやっぱり勝手が違う。



 2本目の山道に入り、勢いをつけて小さな上りを上りきったら、生まれてまだそんなに日にちがたっていなさそうな小さな3匹の子猫がいた。大人の猫のような敏捷さはなく、突然あらわれた自転車に驚いて逃げる足取りは人間の赤ん坊のようによちよちとして心もとなかった。しっかり止まれて良かった。

 3匹の子猫が視界から消えたと思ったら数メートル先に親猫があらわれた。危害を加える意思がないことが伝われば道を開けてくれるかなと3~4分待ったのだけれども、視線を外したり、少し後退してみたりしても一向に親猫は道の真ん中から動く気配がない。なので、できたらこの道をそのまま進みたかったのだけれども、諦めて着た道を引き返した。引き返すときに、ぼんやりと猫たちのことを考えながら走っていたら、自分がどこにいるのかがわからなくなってしまった。ここらの道はだいたい探索済みなので焦りはしなかったけれども、童話なんかで子どもが森で迷うときは、きっとこんななんだろうなと思ったりした。



 少し余計に走ることになってしまったけれども、無事考えていたエスケープコースに出ることができた。しかしこの時期の山道は場所によってはホント草がすごい。すね毛が若干保護してくれているとはいえ、帰宅したら膝から下の肌がひどいことになっていた。ま、もともとそんなきれいなわけではないですけど・・・



 山のなかでは、今日はずっとひとりだった。そして、だからくもの巣の掃除はすべて僕が引き受けた。もうね、顔面・ヘルメット・アイウェア・髪の毛、そしてもちろん体も自転車もくもの巣まみれですよ。いったいどれだけのくもの巣に突っ込んだことか・・・



 今日も楽しかったけれど、やっぱりMTBは寒い季節のほうが快適で楽しいかな。