湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

眩しく見えるいつもの風景

2011年03月18日 | MTB


 今日は2回の計画停電が予定されている。LeMondで房総に出かけて以来、通勤や買い物以外ではほとんど自転車に乗っていなかったこともあり、「今日の停電中は自転車に乗ろう」と8時過ぎに家を出た。昨夜から今朝にかけての冷え込みは、この時期にしてはかなりだった。富士山はこの通りくっきりだったけれども、被災地の冷え込みがどれほどだったろうと思うと・・・。山道にも久々に霜がはっていた。





 久々のMTBは楽しかった。そして、いつもの風景がいつも以上に眩しく見えた。



 いつもの場所を下ろうと思ったら、こんな木が。ほんのコンマ何秒かのあいだにいくつかのイメージが頭のなかでフラッシュした。そのなかには木の上にタイヤを転がすというのもあったのだけれども、結局右側(写真では向かって左側)に自転車と身体を投げ出した。安定した体勢でラインを変更するまでは体が反応しなかった。くぅ。

 ところで、ここに置かれた木にははっきりした意図があるのだと僕は思う。で、そういったことをされても仕方ない部分もあるのだと僕は思う。



 たとえば、この場所。新しい道がつくられていままでのコースが少し変更になったのだけれども、さっそくタイヤで道がえぐれはじめている。実は僕もここを上ろうとして、土をえぐってしまったことがある。思ったより柔らかく、もろかったのだ。それ以後はラインを変えて走るようになったのだけれども・・・



 1時間半ほどMTB楽しみ、スーパーに寄って帰宅したときには1回目の計画停電は終了していた。

 午後の2回目の停電は中止になったようだった。でも、こちらは予定通り再び出走して2本山道を走った。





 鉄塔周辺の木が伐採されて、いつもと違う景色になっていた。



 以前はこの場所からは多分海は見えなかった。木のなくなった斜面の下りは、開放感がある分いつもより怖く感じた。







 なんだか今日はいつもより真剣にMTBに乗った気がした。頑張って走るというより、精神を集中させるといった感じに。だからか、久し振りのMTBだったけれども、かなり良い感じで乗れた気がした。