湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

ハブ、ゴリゴリくん

2010年04月23日 | 自転車生活
 先日LeMondのポジション変更を行なったときのこと。LeMondのポジション変更を終え、3本ローラーで試し乗りをし、そのあとついでにMERLINで3本ローラーに乗ってみたところ、LeMondに比べてあまりに走り心地がスムーズでびっくりしてしまいました。ある程度のごつごつガタガタは感じていましたが、いままでは単に「そういうもんだ」としか思っていませんでした。

 さて、あまりの走り心地の差に疑問を持ったのがハブの周り具合。で、確認するとやはりLeMondのほうは相当ゴリゴリだったわけで・・・。でもその夜はハブを分解する元気がなかったので、そのままの状態で翌日ヤビツに出かけてしまいました。



 そして今夜になってようやく分解して調べてみたら、やっぱり片側の玉押し部分がしっかり虫食い状態でした。こちらはフロントですが、



 汚れでわかりにくいですが、リアもやはり片側だけしっかり虫食い。

 幸いフロントに関しては玉押しもベアリングもスペアパーツがあったので、部品交換をしてグリスアップと調整をしました。リアのほうはスペアパーツがなかったので部品交換はできませんでしたが、とりあえずグリスアップと玉当たりの調整だけしておきました。

 LeMondにつけているのはシマノのWH-R550というそこそこ重量のある比較的安価なホイール。これを機にもう少し良いホイールに交換なんて気もしたのですが、それはやはりやめておくことにします。たとえばヤビツでのTT。機材をかえることによってどれくらいタイムが伸びるのだろうという興味もありますが、逆に機材はそのままでどこまでタイムが伸びるだろうという興味もあるのです。そのほうが自分の体力や技術がどれだけ向上したかわかりやすそうですから。

 もっともそうは言っても、やはり機材交換によるタイムの違いももちろん気にはなるので、今年はそちらも試してみるつもりですが。

 ちなみに去年海外通販でシャマルを購入したときのこと。レース前の試走で国際村に向かいました。どれだけタイム短縮できるかな?下手したら30秒くらい違っちゃうのかな?もし機材でそんな短縮できちゃったとしたら嬉しいけどちょっと嫌だな。なんて、無用な心配をしたりしながら臨んだ国際村TT。結果はたった3秒の短縮。そして、それでも前の年にWH-R550で出した自分のベストより遅いタイム。その日は少し体調悪かったとはいえ、とても複雑な気持ちになったことを覚えています。

 まぁそれはともかく、ゴリゴリ感かなり解消されたので、これでまたLeMondで走るのが楽しみになりました。今回の整備でヤビツのタイムが少し短縮されたらなんて思いもありますが、まぁそれは少し考え甘いでしょうね。今後も整備しっかりやって(これが僕にとっては大変難しい)、これからもしばらくは今の状態で走り続けたいと思います。LeMondに関してはブログ開設してから消耗品とハンドル以外はまったくパーツ交換をしていないので、今の状態に変な愛着というか執着が生まれている気がしないでもないです。