湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

春と雪の丹沢

2010年04月18日 | LeMond
 本日もLeMondで丹沢方面へ。6時少し過ぎに起きて7時3分に出走。モチベーション上げるのに2時間かかっていたところが今朝は1時間に短縮できました。ナイス。

 走り出す前から今日は体重かったのですが、走り出してもやはり体重かったです。ここ最近走る距離が増えているので、若干ですが体重減ってはいるんですけどね。ちょっと疲れ気味なのかもしれません。

 R134をいつものように西に向かい、途中から半原を目指して北上。R134では湘南大橋の手前で5~6人組のラフな格好をした若いローディに抜かれました。何人かはSPDペダルに普通のスニーカーでした。追い抜いていくときに「良かったら乗っていってください」と爽やかに声をかけてくれました。こんなふうに声をかけられたのってはじめてのことでしたが、嬉しいものですね。あいにく湘南大橋渡ってすぐに右折したので、好意に甘えることはできませんでしたが。

 R129を北上しはじめると結構きつい向かい風。この向かい風と上り基調のアップダウンで、半原越えの上り口までで結構消耗してしまいました。一昨年轍屋さんの夏合宿に参加したときは真夜中MTBでこの道を通って大弛峠を目指してかなりきつかった記憶があるのですが、久々にこの道を走って「そりゃきついわけだ」とあらためて納得してしまいました。



 あまり走りに来ませんが、半原越えはかなり好きな道のひとつ。



 若々しい緑に射し込む春の陽射しがとても心地良かったです。



 そして桜もとてもきれいでした。



 半原越えのあとはお約束のように唐沢林道へ。ここもすっかり春らしい雰囲気。



 と思ったら物見隧道を越えたら路面に雪が・・・。あまり深く考えずに林道に入ってしまいましたが、昨日の天候を考えたらちょっと軽率だったかもしれません。これくらいの雪くらい別にどうってことありませんでした、と言いたいところですがさすがにロードではそんなに雪道走ったことはないのでやはり何回かヒヤッとする瞬間がありました。



 というわけで、ここまで来てかなりホッとしました。下りも全然スピード出せず怖々でしたので。



 唐沢林道からは裏ヤビツ。こちらも結構雪ありましたね。路肩にはかなり大きい雪の塊がいくつもありました。そして路面は所々雪解け水が流れてまるで川のようになってました。

 そんな道を走って、あと少しでヤビツ峠ということろで後輪から「シュワシュワシュワ」という変な音が。最初はてっきり雪をどこかに巻き込んだ音かと思ったのですが、残念ながらパンクでした。最後少し踏んでいたのに、結局残り数百メートルは押しで峠に到着しました。

 峠についてさっそくチューブ交換しましたが、こういう道を走ってきたあとのチューブ交換って結構悲惨ですね。溶けたブレーキシューで手が真っ黒になってしまいました。なんだかちょっぴり気持ちが不貞腐れてしまいました。そんなわけで今日は峠の写真はなし。

 峠からは空気圧の低い後輪を気にしながらダウンヒル。そしてその後はやはり向かい風のなかR134まで。途中お腹がすいてなか卯で親子丼と小うどん(冷)のセットを食べました。本当は今日も二郎系が良かったのですが、あまり時間に余裕がなかったので行列のない手軽なこちらで済ませました。それでも帰宅目標時間の14時には間に合いませんでしたが・・・。途中携帯で少し長電話をしてしまったのと、唐沢林道での超低速走行、そしてヤビツでのパンクが痛かったです。



 R134に出てからは最初は淡々と、そして辻堂あたりから少しスピードをあげました。稲村ガ崎あたりでは房総半島の救世主とスライド。またまた元気をもらいました。結局鎌倉の滑川交差点に戻ってきたのは14時20分頃でした。



 帰宅後は風呂入ってひと休みしたあと、明日が父の誕生日ということで近所の和食のお店へ。藤沢周平の時代小説に登場する与太者ではないけれど、父は若干酒毒の気があったりするので普段は口うるさく注意したりするのですが、今夜は適量ですが気分良く飲んでもらいました。

 本日の走行距離125km。体調のせいか、それとも風向きのせいか今日はかなりきつかったです。疲労度は先日の日向林道~浅間山林道~ヤビツ峠~菩提峠より全然あるのですが、獲得標高はほとんど同じ1650m。だったら向うのほうが楽しく走れるなとちらっと思いました。半原越えも唐沢林道もどちらも好きなんですけどね。ただ半原越えの上り口までの46kmのアプローチはちときついかなと。面白い道だったらまだいいのですが、そうではないのがちとつらいですね。