その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

農園のジェンダー…

2024-05-25 05:35:20 | 巡礼

ホウレンソウは、雌雄異株だったんだ^^;

昨日、花を愛でる余裕が無いと書き込み、急にホウレンソウの花が気になりました。ならば、長男『ポン太郎くん』が自家採種したホウレンソウ…とう立ちして花をつけているはずとカメラを向け画像を確認したら、『おやじぃ』のイメージと違う。どうやら、コチラは雄株のようである^^;
ということは、この株は種をつけない。去年『ポン太郎くん』が自家採種した株は雌株だったことになる。いつ蒔いたかも定かでないホウレンソウが一株だけ育ち、とう立ちしたところまでは記憶にあるのですが、ホウレンソウは「風媒花」とのことだから、どこかに雄株があったに違いない。しかし、ハウスの中である…花粉を飛ばすはずの雄株の存在が記憶にないし、近くの畑でホウレンソウを栽培しているお宅もない。またひとつ大きな疑問が生じてきましたよ(笑)
はて、周りの田んぼは田植えが終了し、残るは相方『チャオちゃん』と『おやじぃ』の田んぼのみ、しかも『おやじぃ』は代掻きさえ終えていないのでありますよ。「今日で一気に終わらせるから、弁当持っていくのでお昼は帰らない。」とオッカーに宣言し、「おべんと、おべんと楽しいなぁ~♪」と歌ったら、珍しく「気を付けてね。水持った?」とオッカーの優しい労いの言葉が返ってきた^^; 『おやじぃ』もやるときゃ~やるよ!本田を掻き終えたのが午後2時(昨年、荒らしたツケが回っている^^;)ピクニック気分でお弁当を食べる予定が、お昼頃から曇り空…一気に気温が下がって、外で食べる気分じゃない。午前中、昨日に代掻きした田んぼの田植えをしたいた『チャオちゃん』ではあるけれど、絶対、午後からは出てこないな!と確信した(笑)…これでまた、『おやじぃ』の田植えは遅れる…。


朝から「ノゾキ」ですか?

さて、ここにもう一組、「カツオゾウムシ」のカップルもいたのだけれど、収穫作業をしていたら、彼ら得意の「偽死」というやつで地上に逃げてしまったようであります。トラクターに乗りながら、今年は「オツネン(越年)トンボ」が多いと感じていたのでありますが、今朝はカップルが…つながった状態を見たのは初めてであります。あらまぁ…ウルイの葉の上では、カタツムリのカップルが愛の交換…カタツムリは雌雄同体であるから「精莢(せいしょう)」というカプセルを受け渡しするようである。そうそう、ホウレンソウの雌雄異株、『オツネン夫妻』の産卵の準備、カタツムリの交尾を『ノゾキ』ながら「ジェンダー」というものを『哲学』しているのでありますよ。『オツネントンボ♂』が♀の首根っこを挟んでいるのは『男性優位思想』の表れである…いやいや、飛翔力の強いトンボの種では、こうしてつながらないトンボも存在するから、必ず『男ども』が優位であるなどという訳ではない。事実、『オツネン夫妻』はキュウリの防風ネットを飛び越えられずに飛び回っていた…撮影後、飛び越えるお手伝いをしましたけれどね^^;
はてさて、一方のカタツムリカップルは…どちらが♂でどちらが♀なのかなんて分からない。一説では、♂の機能の方が早く成熟するという研究成果もあるようである。カタツムリそれぞれが、「身体の形態」と「性自認」が一致しているかというとそれも分からない。ただ言えることは、カタツムリは雌雄同体で交尾し「精莢」を受け渡すことが、最も生き残るために適した「形態」であるとして進化しただけである。最近では「ジェンダーフリー」という用語は、誤解を生む可能性があるということで、公式な文書では使われなくなったようでありますよ。「男女共同参画社会」…『オツネン夫妻』も『カタツムリカップル』も、上位下位などと男女の別を意識しているとも思えない。生き残るための『営み』を営々と続けているだけだと思いますが…その点、人間は愚かな存在かも知れないねぇ(笑)


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