その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

監視社会のはじまり

2020-10-21 07:42:36 | 転職

「エゴマ」ねぇ…カワラヒワが食べに来ていたような?

栽培したものではなく、勝手に種子がこぼれて自生したものに違いない。亡き親父は「白油」と呼んでいたような記憶があり、干した種子をカワラヒワが食べにやって来て、カスミ網で捕まえた記憶がある。(当時も使用禁止猟具でありましたが、現在でも通販で売っているのが不思議ではある^^;)
大麻もまた麻繊維として、古くから「しめ縄」などに利用されてきたものでありますが、1912年万国阿片条約を1925年に補足した際に、国際法上、使用・流通が制限されたらしい。最近では俳優さんの所持吸引の話題があり、つい最近では大学野球部の使用騒ぎがあったばかりであります。初めは興味本位やツッパリなんだろうなぁと思うのだけれども、やってはいけないことに手を出すことが格好が良いと思うところに幼さがあるような気がする。(ここでは、人体には比較的無害であるとか、医療用に使用が認められている国があるなどというすり替え論には目をつむらせていただく^^;)
二十歳を過ぎた人間が、犯罪と承知して手を出す訳だから、法に従って反省していただけば良いことだと思うのでありますが、あ~あ、また始まったよ「連帯責任」というやつが…。


「おおきなかぶ」は共同作業を賛美したもの?

「無期限の活動停止処分にした。」という大学発表は、果たしてアリですかねぇ?大学は教育機関であり、処分も教育の一環であるというのがその処分理由でありましょうけれど、同部屋で喫煙したヤツ、その事実を知っていたヤツ、全く知らなかったヤツetc.すべてをひっくるめて処分(活動停止)にして、首を垂れれば大学の面子が保てると思っているとしか思えない。違法と分かっていて手を出した者(法で裁かれ、学内処分も加わるでしょう。)喫煙を承知していて言わなかった者(言えなかった者)もまた学内処分として、一時的な謹慎はあるかも知れない。しかし、全く知らなかった者まで連帯責任ですかねぇ?教育(教え育む)は高校生までで十分であると思える…少なくても成人年齢の引き下げで、満18歳で投票権を得ている学生さんが、何でもかんでも連帯責任というのは如何なものか?だったら、大学の教職員、学生をすべて謹慎処分にしますかねぇ?「オラ関係ねぇべ!野球部の連中が起こした問題で、学名に傷がつき、就職にも影響するかも知れない。」なんてね…迷惑千万なお話でありますよ。
ロシア民話の「おおきなかぶ」は、共同作業を賛美したもの…社会主義を助長するものである!なんて、幼稚園や小学校低学年の劇からも排斥されたとも言われますけれど、罪に関しては連帯責任が大好きな国民のようであります。個人の責任と団体としての社会からの制裁…何かなぁ、「自由」をはき違えているような気がしてならない。いや、もっと怖いのは脱落者を出さないように相互監視を始める社会ではありますけれどね(笑えない)

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ハイリホ~大きくなれよ

2020-10-20 07:31:49 | 転職

「イチビ」は繊維植物だった?

蒴果(さくか)が黒く変色するこちらの「イチビ」は栽培用ではなく、後年に飼料作物などとともに侵入した雑草であり、遺伝的にも別系統であるとの説もあるらしい。小規模面積の経営なので、大きくなる前に削り取られてしまいますけれど、刈り残された道端の「イチビ」が種子を着けておりますよ。
最低気温が10℃を下回るようになり、さすがに無加温のハウスでのキュウリ栽培も厳しくなってきました。「何とか10月一杯、キュウリを死守せよ!」と長男『ポン太郎君』に命じたところで、さすがに温度までは変えられませんからねぇ^^;
たとえ加温したとしても、単価と燃料費が合わないことなど承知しているので、「まぁギリギリまで頑張れや。」とトーンダウンせざるを得ません。さて、11月からはどうするか…ハクサイ、キャベツ、山形青菜が少々収穫できる。「おやじぃ」は地元水田管理組合の経理のアルバイトで何とかしのげるのだけれども、『ポン太郎君』のお仕事を考えてやらねばなるまい。いっそのこと経理の勉強も兼ねて、得意の丸投げで『ポン太郎君』に仕事を譲るのも一案ではあります^^;


焦りは禁物!まだまだ太る(笑)

「山形青菜」も間引きを繰り返し、大きく成長してきました。ここで一気に「窒素系肥料」を多用して一段と大きく…そこまではやらない。あと2週間ほどでさらに大きくなるはずであり、間引き菜も順調に売れております。(我が在所では、刻んで「おみ漬け」として利用されるお年寄りも多いのであります。)
「豚は太らせて食え」とのユダヤの教訓の通り、我が家では「菜っ葉も太らせてから食う(売る)」のでありますよ。そして考える…いつもこの時期考える。翌年の栽培計画…今年は休耕地を無償でお借りして、規模拡大を図りました。まだまだ、畑の休耕地は周囲にあるし、今さら効率の悪い畑作を再開しようなどというお年寄りはいないから、畑の規模拡大は容易であります…労力的に可能かという問題は別にしてね^^; 『夢屋農園』での未利用地は年々減少し、ほぼ作物で埋め尽くされた感がありますけれど、手慰みに友人『ノロ社長』が植えた「桃」の木(雪害で主幹が折れ、台木しか残っていないので花を楽しむだけですが^^;)を倒して、露地キュウリをもうひと区画増やす。「第2ハウス」を完成させて、抑制きゅうりを増やす。これだけでも黒字化への経営改善につながると皮算用をしております。しかし、このままでは限界がある。専従者給与(ポン太郎君の人件費)を支払うことが出来ても、肝心の事業主の手元にはほとんどお金が残らないのでありまして、そろそろ次のステージに入る必要があると考えております。
昔、〇大食品の「ハイリハイリフレハイリホー♪大きくなれよ!」という巨人と子どものCМがありましたけれど、大きくなるばかりが経営改善ではない…そろそろ収益性の高い加工分野も視野に入れないとなぁなんて考える。あとは言いっ放しの『巨人』ではなくて、責任ある『おやじぃ』のアイディア次第ではありますけれど…頭が固くなり始めてますからねぇ(笑)

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喫茶養生

2020-10-19 07:14:47 | 転職

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす。」

とどめを刺されては復活のしようもないけれど、貧乏な割には、亡き親父は「お茶」にお金をかけていたような気がします。今から40年以上も前に、グラム700円くらいの「芽茶」を買わされていた記憶があるから…。(高校に通う米沢市内のお茶屋さんは当時、計り売りでした^^;)
お葬式の香典返しがスプーン印の砂糖2袋(きっと高価だったに違いない。)であり、それが日本酒900mℓ2本に変わり、お茶に変わった…(今では、コーヒーなんてこともありますけれどね。)親父の葬儀の際は、慣例に従いお茶を香典返しに使い、お袋の時には、奮発してお袋が勤めていた地元漬物会社の漬物の小袋を香典返しに使いました。(慣例の打破なんてね^^;)歳を重ねて、お付き合いや義理も含めて葬儀に参列する機会も増えて、香典返しの「お茶」をいただく機会が増えて、さて、家で飲んでみると実に美味しくない。一度なんか、どうもかび臭いような香りまでしたから、まったくどうなっているのよという感覚でありましたけれど、売り上げが低迷するお茶屋さんにとって、香典返しの「お茶」が最も利幅が大きいと教えてくださった方がいた。さらに、葬祭会社からは納品時にリベートを求められるだろうから、お茶の袋に1,000円などと書いてあっても、仕入れ値は500円程度の品に違いないと推理するのでありますよ。お茶の生産量が減っている。などと、勝手な思い込みを書こうと思っていたら、栽培面積は横ばい、生産量も緑茶飲料の需要があって、年間9万トン前後で推移しているんですと。(平成28年農水省資料)しかし、お茶屋さんの扱う茶葉の需要は減っているようであります。


埼玉県久喜市六万部橋…学生時代、埼玉園試にお世話になりました^^;

利幅を上げるために低価格なお茶を納品する…これが事実であれば、茶葉の需要はさらに低迷してしまうのではなかろうか?学生時代に卒論の関係でお世話になった埼玉県園芸試験場で休憩時間にいただいた「狭山茶」は不味かった。来客用の「狭山茶」と分けていたくらいですから^^; そんな訳で、『夢屋農場長』の「狭山茶」に対する評価はすこぶる悪いのでありまして(これは飲んでいた「狭山茶」の質が悪かっただけで、本来の「狭山茶」ではないことを申し上げておきたい^^;)遠い記憶に刻まれた「狭山茶」には手を出しませんでしたから…やっぱり、お茶は静岡よ…なんてね。
「食」に対する記憶というものは実に恐い。学生時代に後輩に食べさせられた自家製の「酒盗」は生臭く、今回勇気を奮ってお土産として買い求めるまで、一切口にしませんでしたから。(今回の「酒盗」は美味かった^^;)これなんだよなぁ…利益を追い求めるあまり、質を落としてしまうと、行きつく先はお客さまに見放されてしまう。生産者にとっては、これが最も恐ろしいことだと肝に銘じなければならないと改めて感じるのでありますよ。今回、お土産に買った「狭山茶」をお湯を冷まして手順通りに淹れてみました。実に美味しい…お相手は、お茶好きだった仏様(亡き親父)でありますが、決して美味しいとは応えてくれませんでしたけれどね(笑)

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鍬を担げた乞食は来ない

2020-10-18 06:11:49 | 転職

「Hoe」…ほ~鍬のことね^^;

日本の三大菜漬け…「野沢菜」「広島菜」「高菜」のお漬物でありますが、山形県の内陸部では「高菜漬け」これを「青菜(せいさい)漬け」と呼んでおりますけれど。越冬用の保存食として欠かせないものであり、大きな樽に漬け込む風景は山形の風物詩でもあります。(若い方は漬けないだろうけれど…。)オッカーも義母が漬け方を教えてくれなかったと言い訳しますけど、亡き親父が残したレシピで「おやじぃ」が漬けているのだから、覚える気がなかったと思っている。事実、漬け込んだ「高菜」を食卓に乗せれば食べるけれど、自ら冷たい樽に手を突っ込んで取り出したりはしないのである。(彼女の名誉のために弁明すれば、お袋が健在だった頃は、彼女は勤め人で交代勤務であったし、冷たい樽が冷え性の彼女を拒んでいるのだと解釈しよう^^;)
今では、スーパーでお金さえ出せば、新鮮な野菜が手に入るし、美味しい青菜漬けも売っているのだから、無理して保存食を確保する必要もないのでありまして、ただ黙々と草を削り、青菜を間引いては大きな株に仕上げるのは、お金を稼ぐためでありますよ。山形の晩夏から初冬にかけて、栽培できるものと言えば限られており、加工用に回せば㎏当たり60円ほどにしかならない野菜でありますが、現金に結び付く手ごろな野菜ではあります。むしろ、成長しきっていない間引きの青菜の方が高く売れたりしましてね^^;


オッカーが漬物桶に手を出さないのは「おやじぃ」の所有物だから?

そうそう立派りっぱ!夫婦と言えども、所有権は保障されるべきであります。したがって、彼女の家族である『柴犬コウ(本名:さくら)』の散歩には手を出しません。時として、朝方堪えきれずにうめく彼女を同居人の人情として、外に出してあげることはあっても^^;
しかしである。長女『有季菜先生』が食べたいと言って買った「虎屋の芋ようかん」を黙って一個食べたら、家族中の非難の嵐が吹き荒れるが、家族と一緒に食べようとお土産に買った四個の「やわらか牛乳ぷりん玉」が、忽然と消えているのは何故だろう?どうやら「おやじぃ」に所有権が認められているのは、夕食の食べ残しと冷たくて取り出すのが辛い「青菜漬け」だけかも知れない。いやいや考え過ぎである。家族が笑顔で満足すれば良いではないか。(何と大人の対応であることよ…しかし、ジジィになると食い意地が張ってくるのも事実ではある^^;)
俗に「鍬を担げた乞食は来ない。」などと言うとか…「鍬を担ぐ」とは「働くこと」を指し、働く者が物乞いをして歩くはずもないことから、精を出して働けばそれなりの暮らしができるとの例えらしい。夏の日盛りに大汗をかきながらコツコツと植えた「キュウリ」が今、お金を生んでおります。11月の初旬には、青菜もお金に変わるだろう…さて、12月は何をお金に変えますかねぇ?鍬を担げても、里は雪で覆われてしまうんでねぇ(笑)

 

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ならば合理的とは?

2020-10-17 06:23:07 | 転職

厚労省推奨「地域共生社会」は達成できている^^;

「一義的に不合理な取り扱いとまでは言えない。」と日本でも文系の秀才である最高裁の裁判官が判断したのだから、非正規労働者への取り扱いは、きっと「不合理」ではないのだろう。ならば「合理的」とは何か?鳴り物入りでスライド登板した「河野行革担当相」の最初のお仕事は「ハンコ行政」の改革であり、次には閣議における資料の「こより綴りの廃止」である。庶民には分かりやすい改革プランでありますが、何か行革が矮小化されていませんか?
そんなのあったのと思う「判子議連」なるものが反対声明を出し、次は「こより議連」が出現するのではなかろうかとも思える「利権代表集団」…とにかく皆で集まれば声を上げても恐くないのでありますよ^^;
行政マンのお仕事は、国民の福祉の向上を目指すお仕事であるはずだから、国民の役に立つ施策に対する意思決定システムがスムーズに進めば良いだけであって、ハンコが意思決定を遅らせている訳でもありますまいに…。我が経験でも、「見たというハンコであって俺は承服した訳ではない。」と言って、枠外にハンコを押している上司がいましたけれど、その事業はすでに更に上の上司の決定事項であるのだから、承服できないのであれば直接物申せば良いではないかと思うのではあるけれど…頑なに彼は「見た。」のハンコだけを押し続けた…改革すべきは「押印」という慣習ではなく、お堅く染まってしまった頭だろうと思うのでありますけれどねぇ…。


「ガッツリ」ではなく「がっかりガーリック」だったわ^^;

「こより綴り」…今もそんなことやっていたんだと思う反面、じゃ~次は何で編綴するのかと堅い頭で考える。庶民が使うホッチキス(英語:ステープラー)止めにするんでしょうかと小役人は訴える。ここで登場して欲しいのが「小泉進次郎環境大臣」なんだなぁ。「環境省」としては省資源、リサイクルを推奨しておりまして「ステープラー止め」の書類は、一旦金属製の針を外していただいて、裏面白紙の物は再利用し、その後資源回収ボックスで回収後、資源ごみとして活用することを提唱しております。したがいまして、「ステープラー止め」は、資源回収上「効率かつ合理的」とは言えず、そのまま廃棄できる「こより綴り」の継続をお願いするものでございます。なんてね^^;
「合理的か不合理か」「効率的か非効率か」などという問題は、その立ち位置で変わってしまうのでありますよ。前オーナーが植えた「イチジク」は、農場長が利用価値を知らない時点では、ただの雑木であり、その果実が婦女子にウケると感じ始めて昨年支柱止めをしてみました。そして、今年は豊作…ヒヨドリがつつき、割れた果実にショウジョウバエが集まり、二ホンアマガエルがそれを追う…今朝は、そのカエルを狙ってかモズが飛来しておりました。一本の木にそれぞれが食を求めて集っております^^; 主要作物とは捉えていないので、今のところ小動物たちと仲良く分け合っておりますけれど、「ひとり勝ち」を狙うなら囲ってしまいますわなぁ…そうか!「合理的」とは「囲い込むこと」と悟りましたよ。ハンコを捨てる前に、利権の囲い込みを打破することが、行政改革だとは思いませんか(笑)

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不合理な扱いとは

2020-10-16 07:44:38 | 転職

「アジ」と「キンメ」なら、アタシャ「キンメ」

こりゃ~ケンカになるわなぁ^^; 仲良く背中でふたつに分けて、半分ずつ食べればケンカしないで済むでしょう。しかし、背骨が付いている方が身が多いような気がするから、選び方でまたケンカ…これでは子どものケンカでありますよ。(アタシャ、もっと美味しい物を食べているから、どうぞどうぞと大人の対応でケンカはいたしません^^;)
ちなみに、お土産の開きは、真空パックでカチカチに…若い頃は、海釣りなんぞしておりましたので、アジやホッケは、開いてひと塩し、一夜干しで食べると身と味が締まってとても美味しい。一度その味を知ってしまうと、いくら美味しい干物ですと言われても、「まぁ、そこそこですなぁ。」と思えてしまうのでありますよ。(いくら釣っても、魚は船代金には見合わないので、まぁ贅沢な食と遊びであります。)
『きゅうりの干物』は別にして、ドライフルーツには挑戦してみたい。手始めにミニトマトをなんて考えておりますが、日々の出荷に追われて手が出せないでおります。そうこうしている内に秋、今朝は今季最低気温を記録しましてね、去年の今頃は一体何を出荷していたのだろうかと考える。記録では「75日白菜」を出荷しているから、昨年は陽気が良かったようであります。東北地方では、雪の影響で栽培できなくなるから、夏場の加工、干し物なんかが冬には欠かせないんですけれど、忙しいを口実に冬に向けた準備が欠けてしまうのでありますよ。(反省!)


「オニノゲシ」には「毒舌」という花言葉もあるようです。

最高裁小法廷の判決で、一昨日と昨日で大きく結果が分かれました。いわゆる非正規雇用者の差別待遇でありますけれど…一昨日の「メトロコマース」の判決では、格差に不合理性はないとされ、判決の逃げ道として、案件ごとに判断されるべきとの見解が示されました。一方、昨日の「日本郵便」の判決では、一部の手当や休暇が与えられないのは不合理であるとの判決…非正規労働者の待遇改善には少しは前進といえるかも?
一方では、契約延長を行わないことで、短期雇用とし、手当を支給しないという方策なんかを考えてくるんじゃないかなぁとも思える。結局のところ「グローバル化」などという理由立てを前に、日本人の人件費は高過ぎるという風潮を煽り、格差は縮まらないような気がしますけれど…かく言う私『夢屋農場長』でさえ、長男『ポン太郎君』の最低賃金ベースの時間給を支払うにも四苦八苦しております。「赤字の原因は、我が経営手腕の問題である。」と強がってはおりますが、経営者となると最低賃金の値上げさえ結構厳しいのでありまして、「最低時給1,000円の補償」なんて『民主的な野党』さんに叫ばれると、一体ダイコン、菜っ葉を何ぼ売らなければならないのかと冷や汗の電卓を弾き始めるのでありますよ。「ならば、そんな儲けの出ない事業は止めれば良い。先進国日本は、合理的かつ効率的な産業に特化すれば良いのである。」で、国が立ち行くのかなぁ?ジッと耐えていれば、陽の目を浴びる日が来るに違いない…それまで日干しにならなければの話ではありますけれどね(笑)

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熱川温泉…細うで繁盛記

2020-10-15 07:11:22 | 転職

ここは伊東温泉「道の駅マリンタウン」

友人ノロ社長の久し振りのお仕事のお手伝いで伊豆半島に遠征。(私は愛犬『半三郎君♂』のおトイレ係である^^;)伊豆半島は熱海の海岸で「貫一お宮」の像は拝見したことはあるけれども、その先には足を踏み入れたことがありません。山形県からは、中速走行で片道8時間…今は便利なもので伊東温泉の道の駅で温泉に浸かり、トラックで仮眠。ルートはまったく違うのだけれど、川端康成の旧一高時代の実体験を元にしたと言われる作品「伊豆の踊子」を思い出し、運転席の隣りで地図を片手に若き川端の足跡をたどるのであります。伊豆箱根鉄道駿豆線は1898年に開業し、修善寺まで延伸されたのが1924年らしいので、19歳の川端青年(1918年頃か?)は、終点「大仁駅」で降り、修善寺まで歩いたに違いない。などと、純文学作品を鉄道と絡めてひも解いていく。(受験勉強や国語の時間と違って、勝手な思索は楽しいものでありますよ^^;)
しかし、今いるのは伊東温泉であって、「湯ケ野」の温泉旅館ではない。伊東温泉「サンハトヤ」ならば、ドラマ「ラブジェネレーション」の理子ちゃんと哲平の混浴シーンがあった場所じゃないかなんてね、踊子が無邪気に川向うから裸身で手を振る純真なシーンが、何故か入浴シーンの記憶の断片がつながるという助平オヤジならではの文学評論になってしまうのでありますよ^^;(そう言えば、高橋クンだったかなぁ?伊東温泉の温泉旅館の息子が同級生に居たけれど?)


朝から「しらす丼」いただきました^^;

現場は熱川温泉で、8時の待ち合わせ。そうそう「熱川温泉」と言えば、花登筐の原作「銭の花」をドラマ化した「細うで繁盛記」の舞台となったところではないか…いいねぇ、伊豆半島は。「金色夜叉」に「伊豆の踊子」さらには「ラブジェネ」「細うで繁盛記」とその時代を代表する文学やドラマを生んでいる。歌謡曲なら「天城越え」、「アンコ椿は恋の花」…こちらは伊豆大島で行政区は東京都ではあるが^^;
もし、国境の長いトンネルが「栗子トンネル」だったら川端先生の「雪国」の舞台は「山形」になっていたかも知れないのだが、赤湯温泉や上山温泉では、美しい女の情熱を見出す『駒子』には巡り合っていないに違いない…なんてね。
タダ乗りの伊豆旅行(お仕事のお手伝いでは?)でありましたが、そこそこにお土産を買い込んで、新たな商品開発の参考にさせていただきますよ。差しあたっては、海岸線の干物を参考に『きゅうりの干物』でも(笑)…「山形の細うで繁盛記」はここからスタートでありますが、文字変していたら「細うで半凶器」と変換されてしまいましたよ(笑)

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伊豆の踊子はどこ?

2020-10-14 06:00:00 | 転職

見事な「シャインマスカット」…頂き物です^^;

根性が歪んでしまったお百姓さんの『夢屋農場長』は、伊豆の旅に出掛けることを決意した。大島からの旅芸人一座と道連れになることもなく、熱川の温泉宿で荷物を降ろしているに違いない^^;
伊豆の土地勘がないので、修善寺がどの辺りで、下田がどこかも分からず、『踊子』を探したところで見つかる訳もない。まずは、安全に家に帰るまで、ブログ休憩中(恐らく、このブログがUpされる頃は、国道135号を爆走中に違いない!)

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五円玉の錬金術

2020-10-13 05:57:12 | 転職

「華麗」「移り気」などという花言葉をもつダリア

地域経済の低迷を受け、「Go To トラベル」や「Go To イート」「プレミアム付き地域振興券」など、様々な経済振興策が講じられておりますけれど、取り急ぎの施策で制度上の穴も多く、賢い方々は色々な錬金術を生み出すようであります。いわゆる「トリキの錬金術」であり、「事業主の空売り振興券」…手っ取り早い「錬金術」であり、折角の施策も意味ないじゃ~ん^^;
我が『夢屋農園』では、地域振興券で張替えが必要だった「抑制きゅうりハウス」のポリ天幕と「第2サティアン」のLED化を行いましたので有効に活用させていただきましたけれど。最近、晩酌の缶ビールの空き缶は、ご近所のスーパーで5円玉に化けております。再生利用可能な瓶ビールは、地元に酒屋さんが無くなって回収先が分からなくなり、自然と缶ビールへと移行しましたけれど、アルミ缶も回収、再利用されているから良しといたしましょう。空き缶10個で5円…塵も積もれば、所詮、ごみでありますけれどね^^;


究極の錬金(菌)術^^;

拾ったクリが、晩酌のおつまみ(イグチ)に化ける。これも小っちゃいなぁ…今、流通している五円玉は、1959年(昭和34年)発行開始とか。まだまだ、楷書体の有孔五円玉(1949年発行開始)も現役で流通しておりますけれど。表面のデザインには、「稲穂」と「水」と「歯車」が描かれていて、農水産、工業といった産業をモチーフにしたものだとか。昭和24年頃の産業観では、こんなところでしょうか?戦後でも商業の視点は欠落しているし、現代的に言えば、金融、サービス業、情報産業なんて視点が欠落している。どこまでも汗臭さと油まみれが、殖産振興の礎だったんでしょうけれど…そんな視点だから、コロリと詐欺的な行為に右往左往しなければならなくなるのかも?
「人を動かせば金になり、物を動かせば金になる。金を動かせば金になり、情報を動かせば金になる。」…そうして経済は成り立っているのだろうけれど、小賢しい輩は色々なことを考える。それが国を動かすリーダーたちだとすれば、真面目に働いている奴は貧乏くじを引き続けるしかない世の中になってしまう。地域振興策のはずが、利権や利殖の話題が持ち上がると、苦々しい思いになるのは私だけ?
今日は、友人『ノロ社長』と「物」を静岡県まで動かすお手伝いをしてきますが…お金にご縁のない協力作業ですわ(笑)

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「妙齢な」女性からの声援

2020-10-12 06:26:04 | 転職

「파이트」…ファイト! ハングルだと分からない^^;

贅沢な『ジュージュー記念日』の翌日は、いつもの質素なお食事で…しかし、塩釜市の場外市場で仕入れた、筋子と明太子の詰め合わせは、リーズナブルであり、粒々感が堪らなく美味しかった^^;(オッカーに「これは美味しい!」と報告しようと思ったら、モグモグやっている内に、グラついていた奥歯が一本抜けました↓)朝ご飯をしっかり食べて、山形青菜を間引き、栗拾いにイチジクを収穫して直売所に運ぶ…来年の結婚記念日に向けて、日々の小銭稼ぎでありますよ。
直売所の値付けの参考にしている「業務スーパー」のキュウリの値段は、地物C級5本袋詰めで322円(消費税込み)…高い!高過ぎる!!!我が家のC級きゅうりの方が形状も良く、5本180円ほどで売っておりますから値付けが安過ぎるのかなぁ?
キュウリは、必ず食べなければならない野菜であるとも思えないから、高値を付けても売れないだろうと思っておりますけれど…「損して得を取る。」あの直売所には、安いキュウリが置いてある。『夢屋農園』のキュウリは安くて美味しい。という評判を取り付ければ、我が農園の他の品物にも高評価を得られるだろうし、他の出品者の方々の売り上げにも効果が上がれば今年の目標は達成できると考えております。事実、『オラだの農協』の市場価格とほぼ同価格で販売しているので、損はしていないと思うし、品薄に乗じて価格を吊り上げても、来年どうなるかは分からない。取り敢えず安定した価格帯で販売できることが分かれば、年間の経営計画も立つというものであるという考え方ですけれど…。


久し振りに「旧野菜試」山田偉雄さんの論文で確認しました^^;

「イチジク」が好きな女性が居る…さほど甘くもないと思える果樹をコンポートにして食べるのでしょうけれど、こうした女性の嗜好が把握できれば、男性目線では分からない栽培品目の選択に活かせるものと考えております。「こんなもん売れるの?」と思いつつ、イチジクも出品するのですが売れてます。昨日は、直売所に運び込んだ途端に「これ娘が大好きなんで欲しいんですけれど。」と妙齢な女性から早速声を掛けられました。まだ、値段さえ表示していないというのに、キュウリ、栗、トマトまで購入いただき、「良い買い物をさせていただきました。頑張ってください。」とリポゴールドを一本頂いちゃいました^^;
お買い上げいただいた他にリポゴールドまで頂いちゃって…売店のオネエちゃんが「私もイチジク狙ってたんだけど…。」とポツリとひと言。「ヒヨドリがつついたイチジクが残っているけど、良かったら持ってきてやるよ。」と急遽『第2サティアン』に戻り、何個か取り足して届けてあげました。「夢屋さん!おいくらですか?」と聞くオネエちゃんに「ととこがつついた物でお金は取れないでしょう。」と応える農場長。販売機会を失ったと考えるか、次の購入に結び付けたと考えるか?「タダにするけど、スケベ心の『おやじぃ』の策略にハマらないように^^;」と忠告だけ与えて直売所を後にする。
ちなみに、「妙齢」とは若い女性を指す言葉で、「おばちゃん世代」を指す言葉ではないことを改めて知った『おやじぃ』でありますが、まぁ私より若いということで良いことにいたしましょう(笑)

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