その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

成長という名の終焉

2020-10-30 06:27:15 | 転職

初夏に泡を吹いていた「シロオビアワフキ」

「山形青菜」を少々収穫して、洗浄に回そうと思ったら「ウンカ」のような昆虫が…「トビイロウンカ」は水田害虫として知られていますが、梅雨期に中国大陸南部から気流に乗って日本に飛来すると言われております。山形では被害は稀で、事実、『夢屋農場長』もその実物にお目にかかったことがありません。オヨヨ、これはと画像に収めましたが、「シロオビアワフキ」の成虫のようであります。(残念!と言うより、アワフキムシの成虫に出会ったことも初めてでありますから、儲けもうけ^^;) セミやカメムシ類と同じカメムシ目(半翅目)であり、カメムシとは違って山形では越冬できないだろうから、成長の最終形であろうと思われます。ひと夏かけて成長し、次世代を残して去って行く。これを「儚い命」と見れば抒情的であり、1個体あたりの産卵数や越冬形態は?とその先を考えればサイエンス(叙事詩)が書ける。事実よりも情緒に傾きかけた初老の『おやじぃ』には、サイエンスは次第に遠のいていくのでありますよ^^;


朝から「海老カツ丼」でありますが…

遅い朝ご飯でしたので、ガッツリいただきました^^; 本日、加工用南蛮も最終出荷日…本数こそ昨年の1.5倍量を定植したのでありますが、夏の長雨で収穫量が伸びず、売り上げは昨年程度か?もう少し高畝にして、肥料を与えてと気持ちは既に来年の栽培に向いているのでありますけれど、出荷する直売所を2か所にした結果、午前中は果菜類の収穫と出荷に追われ、維持管理作業は午後から…夏の暑さに辟易して、お昼寝を楽しんだ結果、まともな肥培管理が出来ていないことの方が問題かも…令和2年の売り上げ品目、数量を集計して、栽培計画を練り直す必要があるのかも知れません。
まだまだ、『夢屋農園』は成長途上であると信じて、回転を上げる算段をしなければなんてね。せっかく自噴している「井戸水」を活用できないものだろうか?年間を通じて16℃の一定温度を保っているのだから…今年の正月に雑煮の香の物として食べたセリの根を排水路に差し込んでいたら、思惑通り水路で繁茂しております。(ノロ社長に頂いたわさびは溶けて消えてしまったけれど^^;)これで、年末から年始に掛けての出荷品目を確保できる目途が立ちました。本来なら、休耕田を活用して栽培したいところですが、この辺りの水田は「ドクゼリ」が優占種であり(葉っぱの形は明らかに違うけれど…。)用水路の水が枯れてしまうので、雪の年には収穫は無理…自宅前の井戸水の水路を拡幅すれば、収量が確保できるのではないかなどと考えております。『おやじぃ』のお腹周りと一緒で、日々可能性は肥大、成長しております^^;
成長の先に「終焉」があるとすれば、可能性がある限り、それはまだまだ先であると信じておりますが(笑)

コメント
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