その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

五円玉の錬金術

2020-10-13 05:57:12 | 転職

「華麗」「移り気」などという花言葉をもつダリア

地域経済の低迷を受け、「Go To トラベル」や「Go To イート」「プレミアム付き地域振興券」など、様々な経済振興策が講じられておりますけれど、取り急ぎの施策で制度上の穴も多く、賢い方々は色々な錬金術を生み出すようであります。いわゆる「トリキの錬金術」であり、「事業主の空売り振興券」…手っ取り早い「錬金術」であり、折角の施策も意味ないじゃ~ん^^;
我が『夢屋農園』では、地域振興券で張替えが必要だった「抑制きゅうりハウス」のポリ天幕と「第2サティアン」のLED化を行いましたので有効に活用させていただきましたけれど。最近、晩酌の缶ビールの空き缶は、ご近所のスーパーで5円玉に化けております。再生利用可能な瓶ビールは、地元に酒屋さんが無くなって回収先が分からなくなり、自然と缶ビールへと移行しましたけれど、アルミ缶も回収、再利用されているから良しといたしましょう。空き缶10個で5円…塵も積もれば、所詮、ごみでありますけれどね^^;


究極の錬金(菌)術^^;

拾ったクリが、晩酌のおつまみ(イグチ)に化ける。これも小っちゃいなぁ…今、流通している五円玉は、1959年(昭和34年)発行開始とか。まだまだ、楷書体の有孔五円玉(1949年発行開始)も現役で流通しておりますけれど。表面のデザインには、「稲穂」と「水」と「歯車」が描かれていて、農水産、工業といった産業をモチーフにしたものだとか。昭和24年頃の産業観では、こんなところでしょうか?戦後でも商業の視点は欠落しているし、現代的に言えば、金融、サービス業、情報産業なんて視点が欠落している。どこまでも汗臭さと油まみれが、殖産振興の礎だったんでしょうけれど…そんな視点だから、コロリと詐欺的な行為に右往左往しなければならなくなるのかも?
「人を動かせば金になり、物を動かせば金になる。金を動かせば金になり、情報を動かせば金になる。」…そうして経済は成り立っているのだろうけれど、小賢しい輩は色々なことを考える。それが国を動かすリーダーたちだとすれば、真面目に働いている奴は貧乏くじを引き続けるしかない世の中になってしまう。地域振興策のはずが、利権や利殖の話題が持ち上がると、苦々しい思いになるのは私だけ?
今日は、友人『ノロ社長』と「物」を静岡県まで動かすお手伝いをしてきますが…お金にご縁のない協力作業ですわ(笑)

コメント
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