その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

熱川温泉…細うで繁盛記

2020-10-15 07:11:22 | 転職

ここは伊東温泉「道の駅マリンタウン」

友人ノロ社長の久し振りのお仕事のお手伝いで伊豆半島に遠征。(私は愛犬『半三郎君♂』のおトイレ係である^^;)伊豆半島は熱海の海岸で「貫一お宮」の像は拝見したことはあるけれども、その先には足を踏み入れたことがありません。山形県からは、中速走行で片道8時間…今は便利なもので伊東温泉の道の駅で温泉に浸かり、トラックで仮眠。ルートはまったく違うのだけれど、川端康成の旧一高時代の実体験を元にしたと言われる作品「伊豆の踊子」を思い出し、運転席の隣りで地図を片手に若き川端の足跡をたどるのであります。伊豆箱根鉄道駿豆線は1898年に開業し、修善寺まで延伸されたのが1924年らしいので、19歳の川端青年(1918年頃か?)は、終点「大仁駅」で降り、修善寺まで歩いたに違いない。などと、純文学作品を鉄道と絡めてひも解いていく。(受験勉強や国語の時間と違って、勝手な思索は楽しいものでありますよ^^;)
しかし、今いるのは伊東温泉であって、「湯ケ野」の温泉旅館ではない。伊東温泉「サンハトヤ」ならば、ドラマ「ラブジェネレーション」の理子ちゃんと哲平の混浴シーンがあった場所じゃないかなんてね、踊子が無邪気に川向うから裸身で手を振る純真なシーンが、何故か入浴シーンの記憶の断片がつながるという助平オヤジならではの文学評論になってしまうのでありますよ^^;(そう言えば、高橋クンだったかなぁ?伊東温泉の温泉旅館の息子が同級生に居たけれど?)


朝から「しらす丼」いただきました^^;

現場は熱川温泉で、8時の待ち合わせ。そうそう「熱川温泉」と言えば、花登筐の原作「銭の花」をドラマ化した「細うで繁盛記」の舞台となったところではないか…いいねぇ、伊豆半島は。「金色夜叉」に「伊豆の踊子」さらには「ラブジェネ」「細うで繁盛記」とその時代を代表する文学やドラマを生んでいる。歌謡曲なら「天城越え」、「アンコ椿は恋の花」…こちらは伊豆大島で行政区は東京都ではあるが^^;
もし、国境の長いトンネルが「栗子トンネル」だったら川端先生の「雪国」の舞台は「山形」になっていたかも知れないのだが、赤湯温泉や上山温泉では、美しい女の情熱を見出す『駒子』には巡り合っていないに違いない…なんてね。
タダ乗りの伊豆旅行(お仕事のお手伝いでは?)でありましたが、そこそこにお土産を買い込んで、新たな商品開発の参考にさせていただきますよ。差しあたっては、海岸線の干物を参考に『きゅうりの干物』でも(笑)…「山形の細うで繁盛記」はここからスタートでありますが、文字変していたら「細うで半凶器」と変換されてしまいましたよ(笑)

コメント
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