その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(よ・る)

2012-04-24 12:13:04 | 夢屋工房

紅梅が開けば、次は白梅…桜はいつ咲くのでしょう^^;
夢屋農園のプラムの花芽が、ようやく膨らんで、連休には八重桜が咲けば、絶好のお花見日和となるはずなのでありますが…。ちょっと、その前にオッカーの車のスタッドレスタイヤを交換しなければいけない。日曜日に休日出勤なんぞするものだから、タイヤ交換も先延ばしであります。自家用車のタイヤを交換する…山形県民にとっては当然の行事でありますが、雪など降らない地方では、ラジアルタイヤで年中無休。タイヤを交換する時は、パンクかスリップラインの辺りまでタイヤの溝が磨り減った時しか無いんだろうなぁ~などと、ひとり考える『夢屋国王』であります。
ガソリンスタンドでは、一本500円位でタイヤ交換をしてくれる。しかし、『夢屋国王』は、オッカーと娘の車のタイヤ位は、自力で交換してあげるのであります。長男の『ポン太郎君』には、冬道で立ち往生している車…当然、女性が運転する車でありますが…タイヤチェーンをはかせたり、ジャッキUpでタイヤを交換できれば男としての好感度が上がるなどと、理由にならない理屈でタイヤ交換の仕方を伝授したのでありますが、どうなんだろうなぁ?

今年、山形新幹線が開通して20周年を迎えます。理に叶わない(利にならない)話でありますが、今は見る影もなくでっぷり太った寿司屋の大将(昔は、ジャニーズ系の美男子でした。)が、山形県高畠町から宮城県仙台市(JR東北㈱仙台支社)までの100Kmを達磨を背負ってリレーマラソンを敢行しました。無人駅だった「糠ノ目駅」を「高畠駅」と改名し、商工会青年部や農協青年部、青年団…当時の若い衆70人ほどで、夜8時30分に高畠駅を出発し、二井宿峠を上り、宮城県七ヶ宿町の住民の声援を受け、宮城県白石市から国道4号を北上し、仙台駅まで走りきり、山形新幹線を高畠駅に停車させて欲しいと必死の請願を行ったのであります。20年後、白髪頭になったオヤジたちが、寿司屋の大将のところに集まって、今夜は20周年記念イベントの裏方としての作戦会議…当時のビデオを見ていたら、齢30の『夢屋国王』って、長男『ポン太郎君』とそっくりで、ぬぼ~っとして写っておりましたよ。(やっぱり、『ポン太郎君』は、私の実の息子だったようであります^^;)
そこには、熱い男たちが集まった(寄った・酔った)のでありますが、いくつになっても変わらない口の悪い男たちも、方やジイサンになり、方や息子に経営を任せ、或いは廃業し、それでも何かが欠けている今を打開しようと足掻いている。だから、この町は楽しい…今夜は気分が良いから飲むぞぉ~と繰り出した月曜の「高畠の街」は、飲み屋の看板さえ火もともらない寂しい街になっております。
これで良いのか日本!これで良いのか山形県!このままで良いのか高畠町…『夢屋国王』の熱い演説を最後まで聞いてくれたのは、インスタントラーメンを貰えることを期待する『柴犬コウ(本名:さくら)』だけでありましたとさ…^^;


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