その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

河童の屁?(屁の河童)

2021-01-05 08:17:01 | 夢屋工房

教官!ご指導ありがとうございます(笑)

『夢屋農園』も令和3年新事業期間の仕事始めであります。社長兼農場長は、除雪、排雪と元旦から忙しく働いておりますが、従業員の長男『ポン太郎君』には、年末年始の休みを与えております。(お百姓さんやっていても、一般企業や官公庁並みの休みを与えなきゃねぇ…最低賃金でこき使っておりますけれど^^;)
お決まりのハウス回りの排雪作業をして年頭訓示…新事業年度の開始にあたり、彼の担当である「きゅうり生産部門」では、対前年比30%増の販売目標(生産目標)を与え、そのための課題の抽出を年度初めの仕事といたしました。農場長が一年間見て来て、概ねの改善ポイントは押さえているつもりですが、敢えて自分で考えさせる。のぞき込んだりはしていないけれど、そのための作業日誌は付けさせている。(本当に日誌書いているかなぁ?)今後、独力で生き残っていくためには、指示を待つだけではなく、自ら考え、他の生産者の技術を参考にし(盗み出し)、自ら改善していくことが重要であると考えているからであります。(エヘン!)正直なところ、『オラだの農協』から配布された令和2年度の地域生産量から割り出すと、我が農園の生産量、販売額は低調であり、まだまだ伸びシロを持っている。要所さえ押さえれば、30%増は決して高い目標ではないとの思いはあるのですが、はてさて、彼がどのような課題を抽出するか楽しみではあります。


「河童の詫び証文」伝説が残る我が在所

悪戯を詫びてもなお、雪に埋もれる「罰」を与えられている訳ではありません^^;
我が在所には、集落の鎮守様の他に、「村社」がありまして、よろずの神様が合祀されているから、ご神体が何かを知らない。確か大黒様ではないかと亡き親父に聞いたことがあるのだけれど、護持している方々も知らないのではなかろうか?子どもの頃、畑の一番成りの「きゅうり」を一本、その本殿裏の『お水神さま』にお供えに行かせられたものである。我が祖母は、女の子ふたり、男の子ふたりを失っており、その内、女の子ひとりは水関連の事故で失っているので、男5人の子どもと孫(私)が、水遊びをして溺れないようにと願を掛けるのだと言っていたような記憶である。
本格的に「きゅうり」栽培をするようになって、ふと一番成りのきゅうりを持って願を掛けたことなどとんと無かったなどと思い返したのでありますよ。「きゅうり」の生産量が標準に達しないのは、子どもの頃に信心させられた『お水神さま』をないがしろにしているせいではなかろうかなんてね…実に非科学的である^^;
「河童の屁」とは「木っ端の火」が転訛したものとの解説がある。「いたく容易である。」との語意であるのだけれど、なかなか前に進まないもどかしさよ。まぁねぇ「大人のメガネ」を架けないとマニュアル本さえ読めず、同居猫の『シロ♀』にまで指導を受けている身でありますからねぇ…やっぱり今年の初成りはお供えして神頼みしてみますかねぇ(笑)


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