その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

切っ掛けは突然に…

2021-06-04 08:28:52 | 夢屋工房

ようやく「畑らしく」なって来た^^;

物事を始める手がかりや動機を「切っ掛け」と言いますが、我が在所では、中耕、土寄せのことを『きっかけ』と言う。この畑は、『夢屋本田』のお隣の畑で借地(とは言え、地代無料でありますが^^;)荒らさない(荒廃化させない)ことを地代替わりに昨年から手掛けてみました。昨年の秋は手始めに「山形青菜」を栽培してみましたが、肥料分のない土地であったために半分は壊滅、半分は何とか化成肥料で収穫はしましたけれど育ちが悪かった。春は「じゃがいも」、秋は「山形青菜」なら二期作可能で幾ばくかの収入増につながるのではないかと汗を流しております。(スイカは肥料を必要としないので意外と適しているのだけれど、カラスの攻撃に耐えなければならない^^;)
農業機械はトラクターと管理機しかないような状況だから総て手植え…農園管理さえままならないのに、この節は梅雨入り目前で、今は何とか畑のような状態を保っているのだけれど、その内に草に覆われてしまうのでありますよ。そこで重要なのが「きっかけ」作業でありますよ。畝立てなんてやっている余裕が無いから、耕運した畑にそのまま「じゃがいも」を埋め込み(植え付けたとは言えない^^;)芽が出て少々成長した頃を見計らって、施肥と「きっかけ」を行ったのでありますが、今のところは畑に見える。さらに食用菊と里芋の畝を立て、使い古しのマルチを張って、植え付けの準備だけは何とか済ませましたけれど…これで約2時間。さらに農園に戻って、一気にトウモロコシを植え付けた。本数だけは立派だけれど、販売金額のことを考えると…労働時間に見合うだけの金額にはならないなぁ(笑)


お寺さんの猫…シャム混じりかなぁ?

毎年、同じようなところでつまずいているんですなぁ…梅雨と草。さすがに収穫期間を含めて、5ヶ月程度になる果菜類にはマルチをしますけれど、3ヶ月にも満たない期間でマルチを使うのも経費が掛かりますし、今流行りの「SDGs」ってやつで、使い古しのマルチも多用する^^;(処分料もバカにならないですから。)除草剤を使うのも一手でありますが、何故か散布しようとすると雨が降る。(雨が降るから散布しないのか、働かないからその内雨が降るのか考える余地はありそうですが^^;)雑草退治の「切っ掛け」が中々定まりません。
はてさて、政府分科会の尾身会長まで、オリンピックの開催に疑問を呈するような発言…与党の方々は「彼に開催、中止の決定権がある訳ではない。」と不快感を示し、野党の皆さんは「中止に向けた強力な助っ人発言。」と歓迎しているようではありますが…。結局のところ、政府は専門家会議の意見を参考までに聞き流しているだけだから、専門家の立場として「反対はしておりました。」と逃げ道を確保したに過ぎないのではないかと思うのだけれど。
900億円の入場収入が惜しくて、数兆円の経済損失を繰り返している。責任は誰も取る訳ではないのだから、開催に向けて突進する。開催さえしてしまえば、あとは国民は歓喜の声を上げ、支持率は大幅に回復する。そんな思惑が透けて見える。人間、長持ちの秘訣は無理しないこと…あたしゃ、今日からの雨の予報に『きっかけ』をしましたけれど、このタイミングを逃すと草に負けると判断したから。「安全・安心なオリンピックの開催」に向けて、突進するのも良いけれど、そろそろ冷静な判断をする「切っ掛け」も必要かも(笑)


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