その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

やっぱりサンマは…

2024-08-18 07:03:20 | 巡礼

根室(花咲港)水揚げのサンマは1尾5万7千円…

 『おやじぃ』は、サンマの初競り情報を見て、早速、知り合いの仲買人に連絡し、空輸で送っていただきました。(ホラもここまで来ると滑稽である^^;)すっかり脂の落ち切った『築地のサンマ』は、お殿様のお口に合わず、やはりお百姓さんが焼いていた『目黒のサンマ』がお気に入り…しかし、不漁で何年と「生サンマ」というものを頂いたことがないような記憶でありますが^^;
 もう5年以上前になるでしょうか?同僚が陸上の東北大会に出場することになり、応援で宮城県塩釜まで出掛けて、気仙沼港に初水揚げされたサンマのお寿司を頂きましたが、脂が乗っていて下手な解凍マグロより濃厚で美味しい。同伴した同僚たちに「奢るから騙されたと思って食べてみなさい。」と言ったのはいつの日か…やはり、山形のサンマは脂が落ちている。(大体、冷凍モノだもの^^;)お金を稼いで、家族にも食べさせてみたい。きゅうりがサンマに替わる日が果たしてやって来るのでありましょうか?
 夜、晩酌会を終えてから、きゅうりの整枝作業をして、食卓を覗けば、サンマと芋煮が…山形の秋の味覚ですなぁ。大汗かいてきゅうりを育て、いくらかでもお国のために働こうと考えている『おやじぃ』が冷凍サンマで、大した汗もかかずに、一国の総理大臣になりたいと思う方々が味わうであろう脂の乗った初競りのサンマ…1尾5万7千円の卸値が、お口に入る頃にはいくらになっていることやら(笑)


生息密度を確認する…

 さて、良い年をした『おやじぃ』が百均の捕虫網を20回ほど振り回し、「アカスジカスミカメ」の有りや無しやを確認する。これだって「すくい取り法」という発生予察の一手法なのでありますよ。先週、実際に振ってみて1回当たり1匹程度。居ない訳ではないから二度目の殺虫剤を薬剤を変えて荒れ地沿いに散布し、昨日確認したら網には入らなかった^^; トウモロコシを植えている自宅近くの田んぼは…1回振ったら5匹ほど引っ掛かりましたよ。こりゃ~まずいわと薬剤を買い替えて夕刻散布してみた。しかしねぇ…多い少ないという違いは分かりますが、1回当たり何匹以内なら被害を抑えられるという基準を『おやじぃ』は知らない。無駄な『殺戮』を繰り返しているのか、有効に防除できているのかさえ分からないのでありますよ。
 はてさて、『高級目黒の生サンマ』を食べるであろう方々は、総裁選というものに意欲満々のようであります。岸田総理が出馬しないと『勇断』した途端に、我も我もと頭をもたげるから不思議な世界のようであります。お国のために汗をかく人は、総理総裁という地位を得なければ仕事が出来ないらしい。今回はダメでも次回のために名前だけは売って置こうなんてね^^; 彼ら(彼女ら)にしてみれば、何をするかということよりも、総理になることが大きな目的になっているような気もするが…少々生活に苦労している集落のご婦人に「屑きゅうり」ですから気にしないでとお届けし、感謝されて少しはお国のためになったかしらと勘違いしてる『おやじぃ』…小さなことの積み重ねが庶民の暮らしを支える『種』になると信じて疑わないのでありますけれどね(笑)

コメント
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