その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

究極の納豆…

2022-10-09 08:52:00 | 夢屋工房

今夜は「ひっぱりうどん」である。

山形県の村山地方の郷土料理…果たして、「つけタレ」としてナットウをかき混ぜるだけだから料理と言えるかどうかは微妙ではありますけれどね^^; 『おやじぃ』が「ひっぱりうどん」を食べたのは、結婚後にオッカーの実家(やはり村山地方だわ。)でゴチになったのが初めてでしたけれど、「ベロ(舌)が引き摺られるように美味い。」ということから「ひきずりうどん」として我が在所、高畠町でも一部地域で食べられていたようである。むしろ、テレビで紹介されたことの影響の方が大きく、我が家のように、村山地方出身の嫁さんたちによって、我が在所では普及したと言えるのかも知れない。(確証はありません^^;)麺は乾麺のうどんを使う…うどんが茹で上がるまでに時間が掛かるから、その時間を利用して『良い子』は、準備されたお椀に納豆を入れ、右に100回かき混ぜ、左に50回かき混ぜること2セット…300回かき混ぜたところで、タレ(醤油)を投入し、さらに100回右にかき混ぜて『究極の納豆』に仕上げて大人しく「うどん鍋」を待つのであります^^;
古い『錬金術』ではないのだから、右、左と混ぜる方向を変えたからといって、物質が変性する訳ではありません…「424回混ぜることで旨味成分が109%増す!」などと独自データから主張される方もいらっしゃるようですが、ここまで混ぜると、あとは食感の好みの違いとしか思えませんけれどね^^;
はて、納豆菌によって産生される「ナットウキナーゼ(酵素)」は、『血液をサラサラにする効果がある。』という説もございますが、コチラは実験研究(インビトロ)の成果であって、酵素(分子)がそのまま消化吸収されて、血管内で溶血効果を発揮するとも思えない…良くある「サプリあるある」のようではありますが、『ドロドロの血液』を改善するよりは、『ネバネバの性格』を治すことの方が先だったりしてねぇ(笑)


「ザッコ買って来た!」と呼び出され…

友人『ノロ社長』の相棒であるお刺身大好き『半三郎君』は、この日、ご主人が剣道修行の旅に出たため、独りでお留守番だったようであります。『ご褒美』として、ブリの刺し身1パックを与えられましたけれど、それでも足りずご主人から1枚、客人から1枚失敬してもまだ不満そうでありましたよ。世に他家のお魚を盗む『泥棒猫』という言葉がありますが、我が同居猫の『シロ♀』は、ほとんどお魚と言う物を食べず、ミニチュアダックスの『半三郎君』が生魚を食べる…奇妙な光景ではあります^^;
しかし、我がオッカーによれば『猫は魚が好き。』ということ自体が、日本人の思い込み、『妄信』でるとの主張…確かに猫も肉食ではあるけれど、一般的には水が苦手と思われているから、海や川に飛び込んで餌(魚)を取るという光景を見たことがない。食べる物が無いから猫がお隣のお魚を盗んだのか…『半三郎君』の場合、お肉よりは、生魚が好きという『個性』なのか、応えてくれないから『おやじぃ』にはまったく分からないのでありますよ^^;
はてさて、こうして動物に『個性』(お付き合いしてみて性格の違いは確かにある^^;)…『趣向』というものを認めてしまうと、『行動学』という学問は壁にぶつかってしまう。何せ、「この条件下では、99.9%こういう行動を取る。」というところから、『確からしい』と推論する訳だから…この猫の場合はこうで、その犬の場合はそうで…『趣向』によって、まったく違った反応をされてしまうと困っちゃうのよねぇ^^; さて、人間の場合は…人種、性的指向etc.と違いを認め合うことが必要とされる時代でありますよ。頭では理解できる…と口をつぐんでしまうのが得策なのかも知れない。「納豆は400回かき混ぜるべし!」という根拠のないお話とは次元が違い過ぎますよ。

#戦争反対 威嚇として「黒海」で核爆弾を使用すると『500m級の津波が起きる』…その根拠はどこにあるのだろう?『専門家』を名乗る方の『専門外』の発言に少々恐怖を感じるのは私だけでしょうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ごった煮^^; | トップ | おしどりの契り… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

夢屋工房」カテゴリの最新記事