その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

一家団欒…『猫鍋』

2022-12-05 08:26:07 | 夢屋工房

今夜は飼い猫で「お出汁」をとってみました^^;

年末年始には、首都圏に出て行った叔父たちが帰省し、束の間の休暇を我が家(実家)で過ごしたものである。時が経ち、お嫁さんが加わり、子ども(従妹弟)たちが加わり、そりゃ~賑やかでしたわなぁ^^;
故郷に帰り、お袋(祖母)に元気な顔を見せ、また、成長する孫たちの顔を見せる。時として、夏休み、冬休みの旅行としての意味合いもあったかも知れない。その子どもたちも成長し、お袋(祖母)が他界し、兄(親父)も他界すれば、当然、足も遠のくものである。(叔父たちも高齢となり、移動が容易ではないという理由もある。)『おやじぃ』は、人が集まればうれしい限りでありましたけれど、それを支えるお袋(母)は、休みにも関わらず料理を算段し、大人数の布団を準備し、休む暇も無かったに違いない。(いわゆる長男の嫁というやつでありますよ。)
世代が変わり、今では『おやじぃ』が娘を迎える立場となってしまった…それぞれ、未だ結婚していないから、集まるメンバーは今のところ肉親だけということになるけれど^^; オッカーも帰省した二女『も~ちゃん』を歓待するために台所に立っているけれど、『他親』が加わらない分だけ必要以上に気を使う必要もなさそうである。『おやじぃ』は少ないお小遣いから奮発して「しゃぶしゃぶ」などご馳走しようかなどと提案したのだけれど、明日、東京へ戻る娘に用意した晩餐は「鶏団子鍋」、「お寿司」に「数の子豆」、まるで『お年越(大晦日)』のようなご馳走でありますよ。鍋の蓋を開けたら、「鳴門巻き」ならぬ「にゃると巻き(伏見蒲鉾)」が出て来た…彼女の茶目っ気が出る料理でありますなぁ(笑)


『お出汁』にされなくて良かったねぇ^^;

夏は冷蔵庫の上、秋には『おやじぃ』のお腹の上、そして、今は『おやじぃ』のオマタの間で眠ることが定番となった同居猫の『シロ♀』であります。寒さが増す度に、眠る場所を変え、布団の間に潜り込むことも…早いもので3度目の冬を迎えることになりますよ。子猫(ノラ猫)の時は、『おやじぃ』にも牙(乳歯)を剥いていたのだけれど、母親にも捨てられてしまい、餌だけは続けてくれる『おやじぃ』だけには懐いたようでありますよ。(今でも、他人は不得手なようである^^;)
『シロ♀』『クロ♂』『ブチ♂』という仮初めの名前を付けて、子猫三匹を引き受けたのだけれど、『ブチ♂』は幸運にも貰い手が現れ、今では『風太♂』として可愛がられているはずであります。『シロ♀』にも貰い手が付いたのだけれど、飼い猫を失い、その方は傷心のため飼うことを見送られた。最後に残るのは、運動オンチの『クロ♂』だろうと覚悟したのでありますが、2年目の雪の降る夜に出掛け、二度と帰ることは無かったのであります。(三週間ほど事務室を空けたことがあったので、その内帰ってくると思っていたのにねぇ…雪の用水路にでも落ちてしまったのか、今でも分からない。)結局、三匹のノラ子猫の内、『シロ♀』が残る結果となってしまったのだけれど…。
はてさて、我が子どもたちが、それぞれに成長し、今後は独力でやってくれるものと思っており、最期は見送ってくれるものと信じているのでありますが(それが順番というものである^^;)こと『シロ♀』に関しては、少々怪しげな雰囲気になって来た。(何とか最期を見送ってやりたいとは思うのだけれど…。)「これからは生き物(ペット)は飼えないな。」と思いつつ、『癒し』を与えてくれますからねぇ…。
親子水入らずの一家団欒…いつまで続くことやら?こういうことを言う『輩』に限って、ジトジトと長生きするのも世の常でありますけれどね(笑)

 


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