その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

連続わざ…小手面面

2021-04-23 08:42:32 | 夢屋工房

「山形青菜」茎立ちの「ふすべ漬け」

「燻べる(ふすべる)」とは、いぶすこと。いぶしをかけることの意なのだそうだけれど知らない。方言で「ふすべる」とは米沢地方では「湯通しする」という意味なのだそうだけれど使ったことがない。そもそも「ふすべ漬け」とは、米沢地方の伝統野菜である「雪菜」を湯通ししてから塩で漬け込んだ食べ物だから、そうした食文化のない我が在所では、「ふすべる」という方言を使わないのかも知れない。痩せた畑で生育に遅れが出て売り物にならなかった「山形青菜」…春には倒すしかないなと諦めていたのだけれど、同じ集落の『チエちゃ』が「ふすべ漬け」にすることを教えてくれた。「茹でる」のではなく「ふすべる」…お浸しとは違って、歯ごたえがあり(歯が無いけれど^^;)山形青菜独特の辛みが残っていた。塩麹や出汁を工夫すれば、春先の漬物としてイケるかも^^;
我がお袋は既に居ないけれど、同年代の『年寄りの知恵』は日常生活にも役に立つ…無駄を省いたり、旬の味を楽しんだり、生活に深みが出来るんですけれど「手間」が掛かる^^;


四度目の挑戦は「火力」を変えた!

『パラパラ炒飯』を追い求める作業も工夫を凝らし、冷蔵庫には何もないと悟った『おやじぃ』は、取り置きの山菜としらすを使って、今回は火力を変えてみた。見事パラパラに米はフライパンの中を踊ったのだけれど、調子に乗って炒め過ぎた結果、パラパラならぬ『パサパサ炒飯』になってしまいましたよ(笑) 火力が強い場合は、玉子かけご飯にして炒める必要はないようだ! 荘子の「人間世」に「火を以って火を救う」という編があるようで…火事を火で消すという意から、状況が益々悪くなるたとえなんだそうだけれど…パラパラを追求してパサパサではねぇ^^; てぇことは五度目の挑戦が必要なようですなぁ。
大阪・東京と三度目の「緊急事態宣言」発出となる見込みでありますが、あのねぇ、IOCのバッハ会長来日前に期間を短縮するってどういうこと?もう自分の政策演出のために庶民を巻き込むのは大概にして欲しいと辟易している『おやじぃ』であります。某慶応大学特任准教が「日本の雇用制度では、首を切らない限り賃金を払い続けなければならない。一旦首を切って、倒産の危機を乗り切れる政策も必要では?」なんてコメントを出していましたけれど…それも本末転倒のような気がする。元々バブルに勢いづいて、年金や失業保険の原資を使い込んだのは誰でしたっけ?お金(税収)が無いなら、元々の国民の貯金を国民のために叩いたらどうだろう…赤字国債を乱発するより、後代に重いツケを回さなくても済むような気もするが…友人『ノロ社長』の夕ご飯に付き合わされて、夜は大盛りの「冷やし中華」でした。これで朝から、「や~米、麺、麺!」の連続技であります。「俺だって、お昼はカップヌードルだった。」と互いの貧乏を競い合っておりますが、剣道の連続技の如く「残心(残身)」を保持する…これで終わりではない「緊急事態宣言」も次なる試み(残心)が必要であると思うのでありますけれどねぇ(今朝も笑えないなぁ^^;)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 里山の恵み | トップ | 花は根に鳥は古巣に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

夢屋工房」カテゴリの最新記事