知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

記録を付ける。

2013年04月12日 | スキルアップ
スキルアップのために、必要なことは、
 コツコツ進む
ということです。

確かに、センスがよく、何でも簡単にこなすというような人はいますが、
 大多数のすごい人はコツコツ進んでいる人
です。

安藤忠雄氏が代表例。
若いころに世界を放浪して、建築物をスケッチして回ったとのこと。

一見、無駄に見える地道な作業が、
 現在のスキルを築き上げている
ということです。


最近では、
 できるだけ労力をかけず、物事を達成する
ということが、重視される傾向にあります。

特に、ネット社会は、検索すれば答えが導けるので、
 この傾向は、今後さらに強くなっていく
はずです。

苦労しなくても、検索すればよい。
知っている人から聞けばよい。
コツコツやるなんて無駄で馬鹿げている。



ただ、この傾向を鵜呑みにすると、
 自分の希少価値が減っていってしまう
ので、注意が必要です。

逆説的に聞こえるかもしれないですが、
 時代の流れを知った上で、
 時代の流れに逆らう戦略を立てる。

いいかえると、
 あえて人と違う道を行く。


これが、希少価値を生み出し、
 他の人との差別化
できます。

これからは、
 希少性がないスキルは、どんどん価値が減っていきます。

例えば、誰でもできる取り付け作業などは、
 給与がアジア水準となる。

誰でもできる入力作業、電話対応。
荷物の運搬、清掃。

アメリカでは、こういった仕事は、
 移民
が低賃金で行っています。

韓国でも、時給がかなり低いアルバイトの仕事になっています。

日本では、最低賃金が定められていますが、
 今後、TPPなどの議論が深まる
と、
 労働市場の自由化
が進むようになり、
 解雇要件の緩和、最低賃金の自由化なども進むはずです。

そうなると、
 スキルによって収入の格差が広がる
ということです。

ただ、労働市場の自由化は、若い世代にとってはメリットになる可能性もあります。

大して能力がないし、熱意もない人が、
 すでに労働者という地位をもっているというだけで、
 労働組合や労働法によって守られている
ということがなくなるからです。

労働者の保護は、
 現在の労働者の保護であり、これから労働者になろうとする人を保護することはない。

若者の就職難は、労働市場が閉塞的であることが理由の一つです。

それが、すでに労働者であるかどうかというファクターではなく、
 この人は会社の役に立つのか
というスキルが重視されるようになるということ。


では、どうやってスキルを磨いていくのか?
答えは、
 自分の記録を付けていく
ということです。

例えば、スキルアップのために、
 1日1時間を使うと決める。

その1時間に何をしたのか?
 記録を付ける。

1か月30時間 
1年360時間

休日に増やすこともできる。

こうして、5カ年計画。
1800時間。

20代、30代は、準備期間。
コツコツ時間を使っていけば、
 自分に希少価値が生まれる。

他の人にはないスキルを身につける。

おそらく、これからは、
 さらに、そういう人が求められる時代になるはずです。
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