知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ジェームズ・フランコの言葉。

2012年12月15日 | スキルアップ
 格差時代において、負け組はどうすれば…

これは、難しい問題ですが、
 この問題を解決するには、仕事の創出がキーワードになる
と思います。

格差の最大の原因は、
 仕事がないこと
です。

格差で問題としなければならない領域は、
 働けるし、働きたいけど、仕事がない
という人々に対するものです。

そもそも働けないような障害を負った人や動けないような高齢者に対しては、
 生活ができるような仕組を提供するのは当然(福祉)
です。

また、働けるけど、働きたくないという人には、
 国家は何もしなくてもよい
というのが、憲法の定める生存権(25条)です。



問題は、働けるし、働きたいけど、
 ・育児があるので、なかなか合った仕事がない。
 ・就職難で仕事がない。
 ・スキルがないので、仕事がない。

そういうケース。

そのため、国家や自治体は、保育園を増やしたり、
 実社会で役立つ教育に切り替えたりして、
 国民が働く際の障壁を減らしていく。

イノベーションにより、新規産業が育つようにサポートする。
(これには、規制緩和が不可欠。)
(さらには、無線LANなど国家レベルでサポートが必要なインフラ整備を行う。)


ただ、予算がなくなり、
 本来、国家が行うべき福祉がうまく回らなくなる
場合には、どうしたらよいのか?


これに対する答えが、
 NPOやボランティアの力
です。

このブログの昔からのテーマです。

小さな国家で競争社会。
個人は努力をしてスキルを上げていき、そのことに喜びを見出す。
人々は、サービスの交換を行い、幸せを共有する。
そして、
 競争社会に入ることができない人に対しては、その人が望む方法でサポートをする。

そのサポートは、国家が難しいのであれば、NPOや余力がある人が率先して行う。
それにより、
 ボランティアを行った人も自分が社会に役に立っている
という帰属感を満たすことができ、
 幸せになれる。



アクターズ・スタジオ・インタビュー(NHK)。
この番組は、
 努力して道を切り開いてきたスターの話が聞けるので、かなりためになる
と思います。

芸術を専攻する学生に、先輩の俳優や女優が生の声を語る。

日本では、こういう方式の番組はあまりないですが。


「ジェームズ・フランコ 自らを語る」では、
人のために何かをするというのは?という学生の質問に対して、
こんな風に回答しています。

*****
俳優という仕事でいえば、
残念ながら仕事や自分にどんどん夢中になって、
ますます自分のことしか考えられなくなりがちだ。

そういった負の連鎖を断ち切るには、
 人のために何かをすることだ。

こうして芸術を学べるのは、とても贅沢なことだ。
素晴らしい環境にいて、僕たちは幸運だと思う。

だから、少しぐらい、お返しすべきなんだ。

らしくない発言だけど、そう思っている。
(ジェームズ・フランコ)
***** 
コメント
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