国家は、
国民が幸せのために存続する
というのが僕の考えです。
そのため、
国家というのは、手段にすぎない
わけです。
国民がみんな幸せになれるように、
国家が手段として存在している
ということです。
何度も出てきていますが、
手段と目的は、峻別しないとごちゃごちゃになる
ので、
いつのまにか、
国家の存続が目的
となります。
その結果、戦争がおこり、
国民の幸せ
は、遠のいてしまうことになるわけです。
戦争は、資源をめぐるものから(帝国主義)、
イデオロギーによるもの(東西冷戦)へと変容し、
現在はテロとの戦いという、宗教・民族闘争へと切り替わっています。
EUの試みが成功すれば、民族闘争が減り、
多くの人が幸せに暮らせる時代になるかもしれません。
そして、その世界には、
国家という概念よりも地域共同体という概念
が重視されているはずです。
時間をかけて、国家に固執するという考え方を弱めていくべきであると思います。
ただ、個人的には、日本という国は素晴らしいと思っています。
最近、京都や滋賀のお寺や神社をめぐってみて、さらに実感しました。
豊かな自然に恵まれた美しい国であり、
自然信仰(山岳信仰など)を中心とした神道の考え方や、
仏教的世界観
は、世界に誇れる文化だと思います。
こうした文化や歴史を学ぶことは、
個人のアイデンティティーを高める
上では大事なことだと思います。
しかし、いつの間にか、国家全体が
「もう日本はだめなんじゃないのか」という自信喪失状態
に陥っています。
今年、中国にGDPで抜かれる際には、もっと悲観的な報道がされるはずです。
こんなに自然豊かな国であるのにです。
自然も資源です。
結局、
国家再生のためには、国民の再生が一番重要である
というのが、今のところの回答です。
企業もトップを変えると再生することがありますが、
それは、トップ一人が再生させたのではありません。
トップは、
従業員の意識を変えたり、眠っていた企業の能力を目覚めさせた
にすぎず、
結局は、従業員によって再生した
のです。
今、政権交代により、
トップが変わりました
が、国は変わらなさそうです。
結局は、国民が変わらないと再生しない
からです。
ずっと前に、大阪府がモデルになると書いたことがあります。
施設などを売却したり、予算の削減を発表した際には、すごく批判されていましたが、
未だに知事の支持率は80パーセントを超えています。
府民が、サービスの悪化は仕方がない
と受け入れたから、財政が健全化されつつあるわけです。
では、国家は何をすべきか。
国民が自由に自己実現ができるような土台を作るだけにすることです。
国民が努力し、努力したものが報われるという自助努力の原則が機能する環境
の維持に努める。
地方の切り捨て、弱者の切り捨て、少子化対策をしていない、男女不平等・・・・
各団体は、正論を武器に、金を要求します。
でも、それが
国民全体の利益につながる
かどうか。
女性のための施設が、本当に税金をつかって運営する必要があるのか。
自分は一度も使わない施設に、自分が稼いだお金が使われている。
何もやっていない天下り官僚の退職金に、自分が寝ないで頑張って稼いだお金が使われている。
なんとか団体の職員の給与に、補助金という名の自分の稼いだお金が使われている。
隣の家が新車を購入したと自慢してきたとします。あなたには、買い替える余裕などありません。
でも、あなたのお金は、お隣さんに渡っています。
子供手当も、あなたの税金。子沢山の一家はあなたの税金から年間100万円近くもらって、海外旅行へ。
何だか変な感じがしてきません?
源泉徴収で知らないうちにとられているから、気にならないかもしれませんが、
直接、「誰誰さんが車を買ったから、あなたから10万円渡してください。」と言われたら、何だか変だぞと思えてくるはずです。
国が介在しているから、見えなくなっていますが、お金の流れはそういうことです。
「最低限度の生活」が送れない人に渡すのは、その人を助けるためなので
理解できる
と思います。
世の中助け合いが大切です。自分が助けられる立場になることもあるからです。
それが、セーフティーネット。
そのため、
セーフティーネットは用意すべき
です。
ただ、セーフティーネットは、
自助努力でこぼれてしまった人を救う者
であって、あくまでも例外であるべきです。
例外が原則を駆逐すると、
だれも工夫したり、努力して、嫌なこともがまんして一生懸命やろう
などとは思わなくなります。
国は、
こういったセーフティーネットの整備
豊かになる機会を平等に与えるための教育の充実
貨幣、軍事、司法制度といった国家基盤の確保
最終的には、公益(みんなの利益)になるが、個人レベルでは行えない施策
をするにとどめ、一部の人や、団体や、協会などのためだけの施策は避けるべきです。
もし、なんとか協会や、なんとか団体が必要であるというのであれば、
自分たちで支援者を募ったり、事業を展開したりして、存続のための努力をすべき
であるはずです。
がんばっているけど、できないんです。
というのであれば、成果が出せない団体の長を変えるべきです。
価値あるものであれば、
それがなくなると困る
という人がいるので、応援してくれるはずです。
だれも応援してくれないのであれば、自然淘汰されるべきものです。
お金に余裕があれば、支出してもよいかもしれないですが、
お金に余裕がなければ、出せない
ことになります。
生活保障など、人命にかかわることを優先しなければならないからです。
いずれは、
財政が底をつき、どうにもならない状態が来る
と思います。
その時に、国家も個人も
知力
が試されることになると思います。
そのために、今から知的に成長し、
どんな状況に陥っても対応できる能力を磨いておく
わけです。
実際に、すでに始めている人も多いと思います。
そういう人は、国家など頼りにならないと思っているはずです。
そう、頼りになるのは、自分の頭の中に入っている知識(スキル)のみ。
破綻間近になれば、国家が財布の中身を奪おうとしてくるはずです。
このときには、
頭の中のものは奪えない
というユダヤの格言が参考になります。
ユダヤ人は、長年国家をもてなかったため、
別の民族が統治する国家から、常に財産を取り上げられるおそれ
がありました。
そのため、知力を武器にしたわけです。
ユダヤ人で、会計士、銀行家や弁護士が多いのはそのためであるといわれています。
今、崩壊寸前の財政状態国家に生きる国民に求められているのは、
この知的成長と自助努力を重視した考え方
だと思います。
そして、国民が自助努力を重視することによって、
国家が再生することになる
はずです。
国民が幸せのために存続する
というのが僕の考えです。
そのため、
国家というのは、手段にすぎない
わけです。
国民がみんな幸せになれるように、
国家が手段として存在している
ということです。
何度も出てきていますが、
手段と目的は、峻別しないとごちゃごちゃになる
ので、
いつのまにか、
国家の存続が目的
となります。
その結果、戦争がおこり、
国民の幸せ
は、遠のいてしまうことになるわけです。
戦争は、資源をめぐるものから(帝国主義)、
イデオロギーによるもの(東西冷戦)へと変容し、
現在はテロとの戦いという、宗教・民族闘争へと切り替わっています。
EUの試みが成功すれば、民族闘争が減り、
多くの人が幸せに暮らせる時代になるかもしれません。
そして、その世界には、
国家という概念よりも地域共同体という概念
が重視されているはずです。
時間をかけて、国家に固執するという考え方を弱めていくべきであると思います。
ただ、個人的には、日本という国は素晴らしいと思っています。
最近、京都や滋賀のお寺や神社をめぐってみて、さらに実感しました。
豊かな自然に恵まれた美しい国であり、
自然信仰(山岳信仰など)を中心とした神道の考え方や、
仏教的世界観
は、世界に誇れる文化だと思います。
こうした文化や歴史を学ぶことは、
個人のアイデンティティーを高める
上では大事なことだと思います。
しかし、いつの間にか、国家全体が
「もう日本はだめなんじゃないのか」という自信喪失状態
に陥っています。
今年、中国にGDPで抜かれる際には、もっと悲観的な報道がされるはずです。
こんなに自然豊かな国であるのにです。
自然も資源です。
結局、
国家再生のためには、国民の再生が一番重要である
というのが、今のところの回答です。
企業もトップを変えると再生することがありますが、
それは、トップ一人が再生させたのではありません。
トップは、
従業員の意識を変えたり、眠っていた企業の能力を目覚めさせた
にすぎず、
結局は、従業員によって再生した
のです。
今、政権交代により、
トップが変わりました
が、国は変わらなさそうです。
結局は、国民が変わらないと再生しない
からです。
ずっと前に、大阪府がモデルになると書いたことがあります。
施設などを売却したり、予算の削減を発表した際には、すごく批判されていましたが、
未だに知事の支持率は80パーセントを超えています。
府民が、サービスの悪化は仕方がない
と受け入れたから、財政が健全化されつつあるわけです。
では、国家は何をすべきか。
国民が自由に自己実現ができるような土台を作るだけにすることです。
国民が努力し、努力したものが報われるという自助努力の原則が機能する環境
の維持に努める。
地方の切り捨て、弱者の切り捨て、少子化対策をしていない、男女不平等・・・・
各団体は、正論を武器に、金を要求します。
でも、それが
国民全体の利益につながる
かどうか。
女性のための施設が、本当に税金をつかって運営する必要があるのか。
自分は一度も使わない施設に、自分が稼いだお金が使われている。
何もやっていない天下り官僚の退職金に、自分が寝ないで頑張って稼いだお金が使われている。
なんとか団体の職員の給与に、補助金という名の自分の稼いだお金が使われている。
隣の家が新車を購入したと自慢してきたとします。あなたには、買い替える余裕などありません。
でも、あなたのお金は、お隣さんに渡っています。
子供手当も、あなたの税金。子沢山の一家はあなたの税金から年間100万円近くもらって、海外旅行へ。
何だか変な感じがしてきません?
源泉徴収で知らないうちにとられているから、気にならないかもしれませんが、
直接、「誰誰さんが車を買ったから、あなたから10万円渡してください。」と言われたら、何だか変だぞと思えてくるはずです。
国が介在しているから、見えなくなっていますが、お金の流れはそういうことです。
「最低限度の生活」が送れない人に渡すのは、その人を助けるためなので
理解できる
と思います。
世の中助け合いが大切です。自分が助けられる立場になることもあるからです。
それが、セーフティーネット。
そのため、
セーフティーネットは用意すべき
です。
ただ、セーフティーネットは、
自助努力でこぼれてしまった人を救う者
であって、あくまでも例外であるべきです。
例外が原則を駆逐すると、
だれも工夫したり、努力して、嫌なこともがまんして一生懸命やろう
などとは思わなくなります。
国は、
こういったセーフティーネットの整備
豊かになる機会を平等に与えるための教育の充実
貨幣、軍事、司法制度といった国家基盤の確保
最終的には、公益(みんなの利益)になるが、個人レベルでは行えない施策
をするにとどめ、一部の人や、団体や、協会などのためだけの施策は避けるべきです。
もし、なんとか協会や、なんとか団体が必要であるというのであれば、
自分たちで支援者を募ったり、事業を展開したりして、存続のための努力をすべき
であるはずです。
がんばっているけど、できないんです。
というのであれば、成果が出せない団体の長を変えるべきです。
価値あるものであれば、
それがなくなると困る
という人がいるので、応援してくれるはずです。
だれも応援してくれないのであれば、自然淘汰されるべきものです。
お金に余裕があれば、支出してもよいかもしれないですが、
お金に余裕がなければ、出せない
ことになります。
生活保障など、人命にかかわることを優先しなければならないからです。
いずれは、
財政が底をつき、どうにもならない状態が来る
と思います。
その時に、国家も個人も
知力
が試されることになると思います。
そのために、今から知的に成長し、
どんな状況に陥っても対応できる能力を磨いておく
わけです。
実際に、すでに始めている人も多いと思います。
そういう人は、国家など頼りにならないと思っているはずです。
そう、頼りになるのは、自分の頭の中に入っている知識(スキル)のみ。
破綻間近になれば、国家が財布の中身を奪おうとしてくるはずです。
このときには、
頭の中のものは奪えない
というユダヤの格言が参考になります。
ユダヤ人は、長年国家をもてなかったため、
別の民族が統治する国家から、常に財産を取り上げられるおそれ
がありました。
そのため、知力を武器にしたわけです。
ユダヤ人で、会計士、銀行家や弁護士が多いのはそのためであるといわれています。
今、崩壊寸前の財政状態国家に生きる国民に求められているのは、
この知的成長と自助努力を重視した考え方
だと思います。
そして、国民が自助努力を重視することによって、
国家が再生することになる
はずです。