巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

上村家のタブノキ

2009-02-20 | 福井県


近江と若狭の県境に近い旧上中町はその昔、都との往来で賑わった若狭鯖街道の「熊川宿」の有るところとして有名です。


旧上中町舎近くの三宅は小さな小川沿いに長閑な里山風景広がるところです。



集落の中ほどから左手に小さな森のように見える大きな木が見えるところを目指して車を進めて行きました。



集落の中心から少し外れた里山風景の中に古墳を思わせるような小高い丘が有って、その頂部に上にこのタブの木が雨上がりの陽射しを全身に浴びて輝いていました。


根元には小さな祠が祀られ、その横手には小さな椿の木に何輪かの赤い花も咲き、手入れも行き届き気持ちの良い長閑な風景をかもしだしています。



樹齢約300年、幹回り8.3 m、樹高 約16.5 m、幹は根元近くから11本に分岐しており重量感には少し乏しいが福井県の天然記念物に指定されています。


撮影2008.3.29


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