若狭姫神社は先日紹介した神宮寺とは切っても切れない関係の社です。
当初、神宮寺から遠敷川(おにゅうがわ)を約1km遡った鵜の瀬に降臨し、後今の場所に鎮座したものだそうです。
若狭姫神社は、若狭一の宮・下社で、上社は「若狭彦神社」として南に1.5kmほど行ったところにあり、その延長線上に神宮寺があり、ここは古代若狭の国を造った道なのかもしれません。
非常に興味はありますが難しいことは個々に検索してもらうとして、この若狭姫神社には1000年杉と呼ばれる巨杉が有って、古式ゆかしい神社内陣の神域から大きく両手を目いっぱい空に向かって挙げたように聳えている。
この杉ノ枝ぶりは杉らしくなくこんもりとしていて、あたかも檜のそれのように見える。
幹周6.0m、樹高30m、樹齢500年となっていてそれほどの巨木では有りませんがこの若狭姫神社の境内に在って、周りとの調和も素晴らしく、見た目も姿の美しい巨杉です。
僕は一目見たとき奈良・石上(いそのかみ)神宮の七支刀が頭に浮かびました。
撮影2008.3.29
MAP
下の神社とのペアもよく合ってます。
好きな構図です。