YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Blackout

2010-07-12 18:03:37 | 雑記
内陸特有の気候なのか、熱い日が続くと午後から夜にかけて局地的な雷雨が多い。昨日も典型的なそんな一日で、晴れているのにゴロゴロなっていたり、自宅周辺ではちょっとパラパラッと降っただけで大した風もなかったのだが、ちょっと南では停電になっていたりした。

夕方、のんびりと書類の整理をしていると、テレビを観ていた娘達が映らなくなったと騒ぐではないか。テレビばかりかネットも電話もComcastなので、ふと不安になってコンピュータをみてみるとネットもアウト。モデムを覗いてみると全然信号がきていない。

30分程放っといたが、回復の兆し(どんな兆しがあるというのか?)が無いので,携帯から Comcast に電話し、コンピュターの自動応答のオプションを何回もくぐり抜けて、やっと自宅周辺で問題があり、復旧作業中だというアナウンスに辿り着いた。取り敢えず、復旧したら電話連絡を貰うオプションにしておいた。

丁度夕飯時であったので、テレビもネットも必要無い時間であったが、気分的にはなぜか不安な物である。多分、システムで自動で来る電話を待っていた私は手持ち無沙汰にしていたが、娘達はおかまい無しにテレビをつけると復旧しているではないか。たった2時間余りの Blackout は終わり、結局電話連絡はこなかった。

Comcast のサービスは安定している。以前は、特にネット接続に問題ある事が多く、テレビが映っているのにダメな時が多かったが、ここ2,3年そんな事も無くなった。結構、極寒や大雪、雷雨や強風があるのにたいした物だ。

ふと、7、8年前に経験したニューヨークから中西部にかけての大規模停電の事を思い出した。最近スマートグリッドが話題になるが、カナダを含む東部から中西部の古いグリッドの改良はその後進んでいるのであろうか。

電気や通信などの一瞬でも途切れる事が許されないインフラが充実している事に感謝の念を新たにした。