YS Journal アメリカからの雑感

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Star Wars

2010-07-06 14:13:20 | 映画
全部で9作になるという噂もあったが、今のところ公開されている6作で完結のようだ。エピソード4(一番最初のは)は何と無く観ており、エピソード1からエピソード3までは、律儀に映画館で観ている。でも5、6は、テレビの再放送で所々観ているくらいで、特に後半お話は、訳が分かっていない。

独立記念日の3連休の夜中に、チャンネルサーフィングをしていたら、SPIKE というチャンネルで、独立記念日にちなんで、Star Wars マラソンをやっているではないか。(テレビのマラソンは、ダラダラとシリーズ物を流し続ける事)どのような因果か判然としなかったが、観ていない5、6を中心につまみ食いする様に観てしまった。

それにしても Star Wars は気になるシリーズである。今でも老後に6作全部を続けてみようと思っているが、今回、ネットで粗筋を勉強しながらだったので、やっと全体の筋が分かってきた。

SF 映画というより長編スペクタクル歴史映画という感じであるが、如何せん製作順番がややこしいので、3から4では無理がある。そんな事は観る人は了解しているので問題にならないと思われるが、映画全体としては明らかな欠点だと思う。基本的にはこの手の物語に興味ないのだが、ストーリーを作り上げたジョージ・ルーカスの構成力には驚かされる。

映画の魅力としては、余り話題にならないが、助演の存在感に助けられていると思う。1、2、3ではアミダラ役のナタリー・ポートマンとオビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガー、4、5、6ではハン・ソロ役のハリソン・フォードであろう。

主役が Star Wars 以外でパッとしないのに、彼等の活躍は凄まじいのにも納得出来る。特に、ナタリー・ポートマンはジョディ・フォスター路線を爆走しているが、もっと女優として大成して欲しいと願っている。

エピソード3で、共和国が帝国になる元老院の演説場面で、アミダラが「自由は拍手と喝采の中で失われていく」と言った場面で、図らずも独立記念日週末での放映と、現在のアメリカの政治状況を思いながら、自分の老後の楽しみの1つとしてとっておくのは悪くないと確信した。