YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

オバマ大統領 NHK単独インタビュー

2009-11-10 21:38:03 | アメリカ政治
ついさっき、TVジャパンで訪日を控えたオバマ大統領のNHK単独インタビューをみました。何にも内容のある事はしゃべっていない感じです。(首脳発言はこんなものだとも思いますが。)

まず、核兵器廃絶絡みで、大統領任期中に広島、長崎を訪問したいとのコメントがありましたが、これは完璧なまでの社交辞令と取るべきです。こちらを参照して下さい。

沖縄基地問題については、問題が実務すぎて大統領は詳細を知らないと思います。

日米の対等な関係については、対等だと思っているとのコメントより、日本側が何を言っても対等とアメリカ側が思っている限り改善のしようがありません。

オバマ大統領の訪日の唯一の目的は、アフガン問題での日本の協力を取り付ける事だと思います。自衛隊派遣の限界を認識した上で、財政的な支援を求めるものと思います。法外なおねだりになると思います。で、日本への見返りは、核兵器廃絶や環境問題などの哲学的約束になると思います。結局、ぼったくられるだけになりそうです。

共同声明なりでのオバマ大統領の発言そのものと、日本での報道がどのように乖離してくるか楽しみです。

UP: カールじいさんの空飛ぶ家

2009-11-10 07:12:44 | 映画
日本での公開が12月5日なのを、今日偶然知り、夏休み(だったかなー?)に家族で観に行った事を思い出しました。3Dで観ました。きっかけは、糸井重里が褒めているのをウェブ上で読んだからです。(なんで糸井重里が日本であんなに早く観ていたのかは不明ですが、映画コピーに糸井重里の匂いがします。)

ほのぼのとした映画だったのですが、皆が皆ベタ褒めする程のものではないと思います。ディズニーが得意とする「夢」であり、この映画は「夢」のあとさきの話です。話自体は家が飛んだりする冒険映画ですし、カールじいさんが主人公なので、じいさんの懐古部分は大人にしか分からない感情です。だから子どもから大人まで楽しめる映画なのです。大人と子どもでは印象が全然違う映画でありながら、一つのパッケージにしてあるのは、さすがと言うべきでしょうか。

あらすじをばらす程のストーリーも無いのですが、行方不明の有名冒険家を登場させするところは上手いですね。何か映画を観たと言うより、ディズニー、ピクサーの映画製作の映像、3Dだけでなく脚本の上手さばかりに感心しに行った感じでした。

観ても損は無いと言う程度の映画です。アメリカではDVDが出ています。

昔の3Dメガネは使い回しだった記憶があるのですが、最近は使い捨てですね。3Dは$3(?)割高だったのですが、特別な映写機器は必要無さそうだし、製作コスト、3Dメガネのコスト高は、$3以下でしょう。上手い売上げ増と利益拡大の方法を考え出したものです。