共和党の予備選まで一年、大統領選までは一年以上あるのだが、共和党は立候補者が現時点で17人。潰し合いになる予想も多いが、昨日の第一回テレビ討論会を見る限り、共和党そしてアメリカ市民は豊かな選択肢がある事に安心したのではないかと思う。
泡沫候補と考えられているトランプが、立候補表明以来センセーショナルなコメントで支持率トップであるが、討論会では冴えなかった。その他の主な立候補者は皆百戦錬磨の政治家なので、そつなくこなしていた。
共和党大統領が誕生した場合、これらの候補者たちは閣僚として支えていく事であろう。非常に安定した効率的で実務的な政権となるであろう。
今でも州知事経験者が適任だと思っているが、リーダーシップ自体はもっと別物かもしれない。これからの展開に注目。
それに比べて民主党は寒い。当確と思われているヒラリーは、国務長官任期中のスキャンダル(個人所有メールサーバー使用しており、極秘情報の扱い、公文書に関する法律違反の疑い)の対応に忙しい。その他の候補は、自称社会主義者のサンダース連邦上院議員、明らかに泡沫なのだが、人気度ではヒラリーに肉薄していという考えられない状況になっている。
ヒラリーは、オバマの選挙スタッフを引き継いだことで、オバマの様な選挙キャンペーンを繰り広げているが、チグハグな感じが強い。政治キャリアが長い割には誇るものが無い。
未だ表明をしていない大物としては、バイダン副大統領。数か月前に息子を亡くしたのだが、彼が死に際にもう一度大統領に立候補をする事を懇願したという美談が報道されている。元々副大統領になるのもおこがましい程度の人物なのだが、ヒラリー陣営は戦々恐々の様だ。
オバマは再選を果たしたが、その間に民主党は連邦下院、上院の過半数を次々と失い、州知事にも目立った人物が無く、連邦レベルでは焼野原状態になっている。民主党はオバマを担いで一枚岩でここまで来たが、ゴールが見えて来たことでヒビが入りつつある。イランとの条約締結の件では、反対に回る大物議員からも出てきている。
流れ的には共和党大統領誕生の可能性が高い。誰が大統領として最適であるかを見極める長い作業が始まった。
泡沫候補と考えられているトランプが、立候補表明以来センセーショナルなコメントで支持率トップであるが、討論会では冴えなかった。その他の主な立候補者は皆百戦錬磨の政治家なので、そつなくこなしていた。
共和党大統領が誕生した場合、これらの候補者たちは閣僚として支えていく事であろう。非常に安定した効率的で実務的な政権となるであろう。
今でも州知事経験者が適任だと思っているが、リーダーシップ自体はもっと別物かもしれない。これからの展開に注目。
それに比べて民主党は寒い。当確と思われているヒラリーは、国務長官任期中のスキャンダル(個人所有メールサーバー使用しており、極秘情報の扱い、公文書に関する法律違反の疑い)の対応に忙しい。その他の候補は、自称社会主義者のサンダース連邦上院議員、明らかに泡沫なのだが、人気度ではヒラリーに肉薄していという考えられない状況になっている。
ヒラリーは、オバマの選挙スタッフを引き継いだことで、オバマの様な選挙キャンペーンを繰り広げているが、チグハグな感じが強い。政治キャリアが長い割には誇るものが無い。
未だ表明をしていない大物としては、バイダン副大統領。数か月前に息子を亡くしたのだが、彼が死に際にもう一度大統領に立候補をする事を懇願したという美談が報道されている。元々副大統領になるのもおこがましい程度の人物なのだが、ヒラリー陣営は戦々恐々の様だ。
オバマは再選を果たしたが、その間に民主党は連邦下院、上院の過半数を次々と失い、州知事にも目立った人物が無く、連邦レベルでは焼野原状態になっている。民主党はオバマを担いで一枚岩でここまで来たが、ゴールが見えて来たことでヒビが入りつつある。イランとの条約締結の件では、反対に回る大物議員からも出てきている。
流れ的には共和党大統領誕生の可能性が高い。誰が大統領として最適であるかを見極める長い作業が始まった。