夏,7月頃から11月の今頃まで,公園の隅,道端などによく咲いている。
子供の頃からよく見ている花であり,学校の帰り道などに,
正露丸のような黒い種子を,つぶしたり,
投げ合いながら帰宅したことを想い出す。
この種子の中のでんぷんの粉が白く「おしろい」の
ようでありオシロイバナ(白粉花)の名がある。
また,夕方に花開くので,「夕化粧」という別名もある。
春に種を播けば夏に花が咲くので,一年草であるが,
暖地ではそのまま冬を越すこともでき,多年草ともいえる。
成長が早く,夏の終りには灌木のようになるが,木本ではなく草本である。
どこにでも咲き,半ば野生化もしており,注目もされないが,
直径2cmほどの小さな花はアップにしてみると,
なかなかきれいで魅力的である。
花色も赤紫(写真下)がよく見られるが,
黄色,白,橙,これらの絞り(写真上)など多彩である。
子供らのにぎやかに行く秋日和
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