行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コクサギの雄花、雌花

2016-04-16 20:00:44 | 花,植物
田舎道に並んで生えたコクサギに
花が咲いていました(4/10)。
よく見ると雄花と雌花があります。
昨年知ったコクサギですが
雌雄異花、雌雄異株であることを知りました。


ミカン科コクサギ、
山野の谷間などに自生し、
クサギ(臭木)のように臭いがあるということでコクサギですが
私には不快な匂いではなく、
どちらかというとよい匂いに感じます。


葉は互生ですが、
写真上のように、右右、左左、右右と2枚ずつ交互につく、
コクサギ型葉序といわれる独特のつき方をします。
この木は雄木、花は雄花です。


その雄花、
葉が伸び始めたころ花序を伸ばし、
いくつかの花をつけます。
雄蕊が4本、花弁も4枚です。


こちらは雌花、
子房と雌蕊が目立ち、
雄蕊は退化しています。


雌花は枝に直接つくように咲きます。


雌木には昨年の果実殻がまだ残っています。





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