行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

半夏生(ハンゲショウ)

2012-07-13 22:15:04 | 花,植物

夏至から11日目の7月1日か2日,
半夏生(ハンゲショウ)という雑節になります。
この植物,ちょうどこの半夏生のころに花が咲くので
ハンゲショウの名がつけられています。
また,このころ葉の片面だけ化粧をしたように白くなるので,
半化粧(ハンゲショウ),片白草(カタシログサ)の名もあります。
写真は今年も半夏生にあわせて葉が白くなり,
花の咲いたハンゲショウです(7/1)。




花は穂状に垂れ下がる薄緑,
この花が地味で,受粉をしてくれる昆虫を集めるには色気不足なので,
花の時期になると,花付近の葉が真っ白に変化し,
虫たちを寄せる手助けをするというのが,
この時期だけ,葉が白くなる生物学的理由のようです。


こういうことを知ると,
自然が創造した生き物のいろいろな現象,行動には
すべて意味があるように思えます。

歯生え初むる孫を見に行く半夏生
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする