黄色のマンサクが咲いているのを見て,
昨年,褐色のマンサクがあったのを思い出し,
家近くの公園に寄って見ました。
雨に洗われたせいか,咲きたてのせいか,
昨年より,色がより鮮やかに思える
ほぼ紅色に近いマンサクがやはり木いっぱいに咲いていました(2/25)。
咲きたてで,まだ蕾も多くあり,
その蕾から紐状の花が出かかっているものも見られます。
アカバナマンサクとも呼ばれるこのマンサク,
シナマンサクと日本在来のマンサクの交雑種という説があるようです。
黄色と黄色の交雑種が紅いというのも不思議ですが,
花の時期に残る葉がシナマンサクほど多くはないが,
まったくないことはなく,
多少残るっているのが交雑種である由縁でしょうか。
紅いマンサクには4~5月に紅紫色の紐状の花を
咲かせるベニバナトキワマンサクと呼ばれるものがあります。
ベニバナトキワマンサクは常緑であり,
アカバナマンサクは落葉であるなど見た目も性質も大きく違います。