

ピンクの殻そして赤い実のとても美しいマユミの実です。
11月4日,ゴンズイの実と同時に載せたマユミの実は
まだ殻から実が顔をのぞかせる前のもの,
そして殻の鮮やかさも十分ではありませんでした。
今回のマユミの実は日の光を受け,美しく輝いていました。
腕がよければもっときれいに写せたはずのマユミの実です。

日本,中国の林などに自生している
ニシキギ科の落葉小高木です。
ヤマニシキギの別名を持ちます。
材質が強く,よくしなり,
古来より弓の材料として使われていたところから真弓の名があります。
晩春に咲く花より,晩秋から初冬のこの実を鑑賞する植物のようです。

ナンテンも晩春に花をつけ,晩秋から初冬に,
小さな赤い実をたくさんつける低木です。

難転,成天の字が当てはまり,おめでたく思えることから,
縁起物として正月などにこの赤い実が飾られ,鑑賞されます。
常緑の葉も美しく,赤い実がよく映えます。
真赤なる舌を出したる真弓の実
葉緑の青を極めして実南天