行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

胡桃と栃

2011-08-20 23:16:28 | 花,植物
久しぶりに多摩川の土手に来たので,
春に胡桃と思われる花(5/10掲載)が
咲いていたところまで足を運んで見ました。


本当に胡桃だったら,そろそろ実ができていると思ったからです。
なんで多摩川の土手のこんな場所に胡桃の木があるのかは判りませんが,
やはり,胡桃の木でした。
まだ青い胡桃の実がたくさんなっていました。




多摩川からの帰り道に通り抜けた公園,
茶色の栃の実ができていました。
ついこの間,花が咲いていたと思っていましたが,
この夏はあっという間に過ぎてしまいました。
月日の流れるのは早いものです。
胡桃も栃も直接食べる木の実ではありませんが,
ナッツのようにお菓子などに使われます。


5月の中ごろの栃の花です。
栃の花と書くと栃錦,若乃花の両横綱が活躍した
栃若時代の大相撲を思い浮かべてしまいますが,
木頂に天を指すような三角錐花序の白い花が青空によく映えます。
この栃の花,雌雄混一花なのだそうです。
ひとつの花序にたくさんの花がつくのですが,
たくさんの花がついても実が少ないのは,
雌花が圧倒的に少ないからだそうです。
中には雄花だけの花序があります。
その花序には実がなりません。
花は咲いていたはずだが,実が一つもないという木が出現します。


ついでに,4月中ごろの栃の木の若葉です。
栃の葉は大きく葉脈がはっきりとしていて,
下から見上げると日に透き通って見え,とても美しく思えます。

渓流が生まれて消える夏の川

コメント
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