MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

スケッチ散歩~横浜馬車道

2011年06月14日 | まち歩き

大震災以降スケッチに出かけることを控えていたが、梅雨の晴れ間となったので、久しぶりに横浜・馬車道界隈へ出かけてきました。

万国橋から吉田橋へ通じる「馬車道」は、過って横浜港が開港した後に、外国人が住んでいた関内と横浜港を結ぶ道路として、馬車に乗って往来していたそうで、今も日本で初のガス灯やいろいろな発祥の地として歴史がある街である。

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特に、馬車道界隈には、神奈川県歴史博物館(旧横浜正金銀行)や横浜創造都市センター(旧第一銀行横浜支店)、東京芸術大学(旧富士銀行横浜支店)などの重要文化財や歴史的建造物が並ぶ街並みの景観は美しく、スケッチ族には堪らない魅力溢れるの街である。

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この日は、本町通りで最も気になる高層のアイランドタワーの低層部にある独特の柱で造る重厚なバルコニーの景観は、誰の目にも止まる景観ですが、過っての第一銀行の一部を移設したそうで、西洋建築の美を残している。

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午前中は、小雨に見舞われたが地下鉄の入口に避難しながら、その建築美に挑戦していたが、ビジネスマンや幼稚園児などが行き交い、珍しそうに眺めやって声をかけてもらったが、横浜の風を受けて筆タッチを楽しんでいた。

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描き上げたあとお昼を兼ねて馬車道通りから六道の辻通りを散策して歩いたが、いつ来ても由緒ある様々な史跡や名所を見つけて、思わず立ち止まってその歴史的意義を発見することが多い。

アイランドタワーの入口には、「日刊新聞発祥の地」の記念碑を見つけたが、日本で初めての日刊新聞「横浜毎日新聞」が発刊されたところだそうだ。

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馬車道通りの入口では、馬が通ったみちを象徴して馬のブロンズ像が「いらっしゃい~ヒヒ~ン・・・」 と、吠えるように出迎えてくれました。

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また、「六道の辻通り」には、馬車道十番館や牛馬の水飲み場、老舗勝烈庵などが軒を並べており、格好の散歩道となっているが、なぜこの辻が、あの世の「地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上」の六道との別れ道なんだろうかと?と思いつつ、現世の憂うべき世相を考えていた。

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お昼の休憩後は、これまでも何度も描いてきた歴史博物館を描く予定でいたが、馬車道通りのスポットでは、先輩画家が先乗りして描かれていたので、遠慮して大岡川の弁天橋へ移動して橋の上からの風景に挑戦しました。

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大岡川は、桜の花見スポットとしても有名ですが、弁天橋から袂の船や大江橋、JR根岸線鉄橋を望む光景もスケッチには最適のスポットでした。

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反対側のランドマークを望むウッドデッキでは、数人の釣り人が釣りを楽しむ光景も見られていたが、大岡川は古い横浜の良さを残す市民の散歩道でもあり、MM地区とは異なる風情を感じるところである。

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午後からは、陽も差してきて暑さを覚えながらの2枚目でしたが、ここでも潮風を受けながら楽しく仕上げて、横浜馬車道から桜木町へのスケッチ散策を楽しんだ一日でした。

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