この日は、神奈川県体育センターに所用があり、久し振りに引地川親水公園から石川丸山谷戸エリアをぶらりとジョギングで回ってきました。
親水公園では、コサギが舞い静かな水辺の光景が見られる中、ジョギングや朝散歩を楽しむ人が多く、声を掛け合いながら引地川上流へと向かい、刈り取りの終わった田園風景が拡がる権現庭を抜けて、山王神社へ参拝。
小さな社ですが、日吉大社系の神社だそうで古き由緒があるようだ。
傍らのお地蔵さんにも参拝してから、藤沢の三大谷戸と言われる「石川丸山谷戸」へと進み、鬱蒼とした自然林の中の小道を走ると、藤沢では貴重なビオトープとして保存されてホタルの里となっている広大な畑やアップダウンの自然林が続いていました。
谷戸を抜けて善行駅から神奈川県体育センターへと移動しサブトラックに来てみると、休日には中・高校生の練習風景が見られるが、この日はトスバッテイングに励む少年以外に人影も無く、しばらくトラックを独占して試走し汗を流してから、球技場へ行ってみたが、こちらも人影もなし。
体育センターで所用を済ませて、グリーンハウス裏庭を覗いて見たが、いつ来てもレトロな歴史的建造物は、魅力たっぷりで恰好なスケッチスポットで、かってはゴルフ場のクラブ跡だったようだ。
体育センターを後にして長い善行坂を駆けのぼり、大庭の聖ケ谷と呼ばれている谷戸へと入ると、鬱蒼とした自然林が茂り昼なお暗い道となっています。
古道に入ってすぐに、先の台風で倒れた古木が横たわっていたが、殆ど人が通ることない古道故に、放置されたままでした。
小道の途中には、小さな稲荷神社もあり、地元の方だろうかお供えもされていました。
まもなく引地川へと出る筋には、庚申供養塔があり、「右 ひき志」・「左 ふじ沢」と記されているが、説明板によれば厚木から南下して、引地道と藤沢道の分かれ道となる道標だそうで、約180年前に建てられたものだそうです。
再び、引地川親水公園へと戻り、大庭城址公園の芝生広場でダウン走をしていたが、丁度バラ園では、色とりどりのバラが甘い香りを放っていた。
周辺には、ススキの穂も白く垂れて秋の深まりを感じていた。
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