MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

国語世論調査に思う

2018年10月06日 | うんちく・小ネタ
先日、文化庁から2017年度の「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。

言葉に関しては、日頃のテレビなどで語られるアナの言葉や若者言葉が気になっていますが、「タメ口」「ガチで勝負」など新しい表現が若者に拡がっているようで、我々シニアには殆ど使用しないで意味も不明のようです。

調査で結果では、以下の六つの新しい表現について、聞いたことがあるか?と使ったことがあるか?アンケートが行われたようで、使うことがあるのは、それぞれ下記の数字でした。

○「ほぼほぼ完成している」27.3%

○「開始の時期を後ろ倒しにする」12.3%

○「上から目線の言い方」57.4%

○「~タメ口で話す」51.0%

○「ガチで勝負する」41.0%

○「立ち位置を確認する」48.5%

何れも若者には使われているようですが、シニア層には聞いたことすらないが6割を超えているようです。

また、「檄を飛ばす」「やおら」「なし崩し」については、本来の意味と違った意味に理解している層が多く、日本語の使い方や理解度が年代層によって異なっているようです。

最近気になっている言葉では、若者言葉だけではなくテレビアナやタレントが使う言葉が実に曖昧な「ぼかし言葉」が多いと感じている。

「~していただいて・・・」、「~でございますが・・・」、「・・・ということで」、「・・・ってすごくないですか?」、「ヤバくないですか?」、「~っていうか」、「~ったかもしれない」、「すご~い・・すげ~」、「・・・かも」など列挙すれば切りがないが、これもメールやSNSの影響のようで正しい日本語の表現が失われつつあり、聞いていても不快感さえ覚えています。

また、テレビ番組名では、「イマソラ天気」「気Show」「カエる天気」「Oha4」など意味不明のタイトルが目立ち、その結果が若者言葉の乱れに繋がるのではと危惧しているところです。

童謡や演歌などの歌詞では、美しい言葉が見られその情景が浮かびますが、正しい日本語をしっかりと受け継いで欲しいと願う毎日です。

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