ふるさと福井出身の首都圏に住む高校同期の仲間との新年会が新宿で行われ、久しぶりに旧友との再会を果たし時を忘れて盛り上がった。
今年は、何回目?の年男・年女となるが、全く歳を感じさせない仲間たちばかりで、心身共に元気印を自賛するとともに、口達者ぶりも相変わらずの仲間達で、互いの「老人力」を分かち合った。
15名の参加者の中には、卒業以来初めての顔もあり、日頃の活躍ぶりを披露しあったが、やはり想いは、ふるさとの想い出や今も厳しい雪だより、ふるさとの味などで話題は尽きなかった。
参加出来なかった友人からも、ふるさと福井の実家に帰っているそうで、今年の積雪状況などのメールが入り、出席できないことを残念がっていたが、今週も雪が降り続いているようでただ事ではないようだ。
最近の福井発の情報では、積雪や越前ガニ料理が毎日テレビ報道されているが、小・中学の体力・学力テストNo.1と共に、高校生の就職内定率も全国一で87.9%だったそうである。
ふるさとの味覚に話題が集まっていたが、丁度帰宅すると、ふるさとの知人から、こだわりの「杵つきとぼ餅」が送られていた。
添え状によると、福井県産もち米に、兵庫県産黒豆・国内産大豆・静岡産桜エビ・福井県産よもぎ・利尻昆布・熊本県産餅粟・国内産煎りごま・福井県産黍などの材料にこだわり集めて、懇意にしている餅屋さんに依頼して「とぼ餅」に仕上げたそうだ。
正月・旧正月には、福井では必ず餅やかき餅をつく習慣があり、我が家でも福井の餅屋さんから取り寄せているが、これほどの心こもったこだわり餅をいただいて、感激した。
また、翌日には、別の知人から『水ようかん』が送られてきたが、ふるさと福井では知らないものはいない位、冬の風物詩の味覚である。
幼いころから、寒い日に炬燵に入りながらいただいた習慣は、今も変わらないようで、格別の味である。昔から、丁稚羊かんとも言われているが、里帰りに必ず食べた味だそうですが、黒砂糖のしっとりとした甘さが何とも言えない上品な甘味があり、喉に吸い込まれる快感は、食べてみなければ判らない・・・・
今日も湘南海岸は、快晴の暖かい海岸の風景が見られたが、日本海側は雪降るしけが続いているそうで、越前海岸の知人に聞くと、越前ガニの漁も船が出られないと嘆いていた。
我が家のふるさとの花である水仙は、やや見ごろを過ぎてきたが、ふるさとの厳しい冬の光景を想っていた。
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