子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

「流れる川のようちえん」~札幌まるやま校イエティーズ~

2013年07月15日 17時07分07秒 | 札幌まるやま校

7月三連休最終日

本日も晴天

本日の札幌まるやま校のイエティーズは

「 流れる川のようちえん 」

川に慣れ

川の生き物に親しみ

川の楽しみを体感する

1日である

 

まずは、川のなかを歩くことに慣れる

なかなか難しい。大人でも油断すると転んでしまう

ところをゆっくりゆっくり歩きます

足だけで、川の冷たさや川のなかの石の感触

を確かめます

次に、自分が丸いと思う石を探します

形が丸いのか、さわり心地が丸いのか

円形なのか、球のように丸いのか

人それぞれに感じかたが違い 

同じ石はありません

それぞれ、どこが丸いのか発表してもらいました

次に、その石の裏には実は生物がいるぞ!ということで

でも、本当か?

実際に石をひっくり返すと・・・・

あれ?ん?なんかいる

何かわからないけど、にょろにょろと石を這っている生き物がいる

じゃあ、自分たちでも探そう

どんなところで

どれくらいの大きさの石に

生き物がいるのか

じぶんたちでひっくり返して、探します

石の裏の生き物探しの後は

網を使って、水中にいる生き物を捕まえよう

ということで、網のレクチャーをしてもらいます

川上に立って、網を川下に向けて、足元をがさがさして、

生き物を網へ引き寄せる

網や箱メガネといった道具を駆使して

生き物を探し、捕まえます

最後にみんなで工夫して捕まえた生き物を

みんなで観察します

こんな生き物が川のなかにいるんだぁ

みんなで探せば、これだけの生き物がつかまえられるんだぁ

と実感します

ところで、ドジョウって、どういう特徴?

この小さな子どもの魚は大人になったら、どれくらいの大きさになるの?

そんなちょっとした知識も増えます

でも、川に暮らす生き物って

みんなが手で触ったりしたら、どう感じる? 

熱いと思う? 冷たいと思う?

そういったその生き物のことも想像してもらい、

思いやりの気持ちを持ってもらいます

めいいっぱい生き物さがしをしていたら、

あっという間にお昼の時間 

味噌汁やプラムの差し入れをいただきながら、

木陰でお昼ごはんを食べます

ゆっくり、まったりと午前中の疲れを取りながら、

午後の活動に向けて、お菓子を食べたり、走ったりして英気を養ったら、

まずは、すいかの入水式を執り行い、

おいしいすいかが食べれるように、川の水をかけて御祈ります

そして、ついに 流れる川のようちえん

待ちに待った本題の

川の流れを楽しみます

チューブやそりの乗り方は教えてもらいましたが、

実際にやってみたことがないから、

最初はおっかなびっくりの緊張の顔

しかし、回数を重ねるたび、

その流れに身を任せることができ、

川の流れを利用して、楽しく遊びができました

水のなかに入って濡れるのが嫌で、

道具を利用して浮いていましたが、

最後はライフジャケットと自分の身だけで、

川の冷たさを体に感じながら、

川と一体となって遊んでいました

最後の最後の川のあそびは

やっぱり、水のかけあい

最後まで、寒くてもう動けないという子が出ないほど

天気や気温に恵まれ、

初めての体験をしながら、徐々に

自分に合わせて、遊びの強弱をつけ、

それぞれが川の楽しさを満喫した1日でした

流れる川のようちえん~札幌まるやま校イエティーズ~

けいた(富田桂太)

 


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