子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

札幌まるやま校イエティーズ「もりのようちえん」

2011年05月16日 18時11分54秒 | 札幌まるやま校
長い冬をこえて、例年より少しのんびりとやってきた春の色が青空に映える日曜日。

初々しい葉っぱに負けないぴかぴかの可愛い笑顔が大集合のイエティーズのはじまり、はじまり。
この日は子ども12名+大人13名の参加者にスタッフ8人の大所帯!

  

嬉しい悲鳴です。

はじまりのごあいさつをして、絵本を読んで、森に出かける準備をします。


春の森。
どんな素敵な出会いがあるでしょう?

「あ。これなんかおもしろい」とか「なんかちょっと素敵だなぁ」と思うもの、集めてみよう!ということでみんなカゴをたなえて出発します。


ひたすら木の枝を拾い集める子、杉の葉っぱをカゴいっぱいに詰め込む子、いろんな個性や興味が垣間見れる瞬間ですね。


とことこトコトコ。
えっちら、おっちら歩いていくと……

あ!みんな静かにそ~っと来てごらん。
森に住んでるお友だちがやってきました。
大きな声を出すと逃げちゃうからね。


たまにちょっと一休み。


歩いていくと、すご~く大きなカツラの木が見えてきました。
みんなの背より、お父さんやお母さんの背よりも、もっともっと大~きな木。
こんなに大きな木になるまでにどれだけの時間がかかったんだろうなぁ。すごいなぁ。

大きな木に登ったらどんな景色が見えるのか、やってみましょう、登りましょう。
手と足とをうまく使って自分の力で登ります。
ちょっとうまくいかないところはスタッフがお手伝いします。


窓からこんにちは。


見てみて、大人の背よりも高いところに登ったよ。


おなかもそろそろ減った頃。
お昼ごはんを食べる場所まで移動です。


お腹いっぱい食べたあとは、またわらわらと遊び始めます。
イタドリ剣チャンバラでスタッフをやっつけろ!


お昼からの活動は大きな水たまりで生き物探し。
去年はみんなでじゃぶじゃぶ遊べた水たまりですが、今年は雪解けが遅く、一歩足を踏み入れると大人の長靴も半分くらい埋まってしまうほど。

だから、今日は遠いところはスタッフが網を持ってザクザク何か生き物がいないか探してくれました。


みんなも長靴の浸水に気をつけながら生き物探しをしてみます。
去年は大きなオタマジャクシがいましたが……あ!いたいた!!
オタマジャクシがたっくさん。
去年よりも小さなオタマジャクシでしたが、やっぱりちゃんといるんだということがわかってひと安心。


つかまえたオタマジャクシさんにちょっとご協力をいただきまして、ペットボトルにご移動いただきました。
じーっと真剣に観察中です。


長靴に水が入らないように……と思っていたのですが、やっぱり水の魅力には勝てません。
結局、長靴をひっくり返すと水がだばーっと出てくるまで遊び、全身着替えが必要です!という状態にまでなった子もいましたが、ひとまず大きなけがなくいちにちが終わりました。


天気は良くても風が冷たく、寒いいちにちでしたが、みなさん風邪などはひかなかったでしょうか?
それだけを気にかけております。

来月は、「むしのようちえん」in西岡公園です。
飛んでる虫、地面にいる虫、水の中にいる虫?!どんな虫にお目にかかれるか、こうご期待。

また来月もお会いできれば幸いです。






札幌まるやま校 上道和恵(うえちゃん)

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