昨日は気温があがりましたが、予定通り氷の上に立つことはできるのか!?
キャンプ最終日の3日目、スタート!!!
今日も朝6時からみんな元気です。
自分で使った寝袋とマットはしっかりと自分たちでしまい、
昨日と同じく朝の馬のお世話チームとまったりチームにわかれて…
いましたが、活動時間確保のため、まったりチーム→お掃除隊にチェンジ!
まずは自分たちの荷物を運び出し、寝ていた部屋のぞうきんがけ、そうじき、トイレ掃除をしてくれました。
馬のお世話チームは、戻ってきたら火起こしチームにこちらもチェンジ。
今朝も朝食につかう火を準備してくれました。
お掃除も終わり、火の用意もできたら、朝ご飯づくり開始!
メニューは、昨日の朝食と同じ要領でつくるホット肉まんに、スープとデザートのホットバナナ。
みんな慣れた手つきで肉まんを焼いていきます。
薪ストーブで焼いたホットバナナには、煮詰めた樹液=メープルシロップとチョコソースをお好みで。
焼いたバナナの甘さとあいまって、とろけるように甘い!
ご飯を食べたら、荷物の整理。
もうイコロの森には帰ってこないので、忘れ物のないように!
準備が整ったので、お昼ご飯づくり開始!
今日のお昼は、ごはんとおかずをそれぞれ詰めていくお弁当スタイル。
同じ中身でも、ちょっとずつ個性がでています。
さて、荷物を全部積み込み、車に乗り込んだらいざ出発!!
今日の行き先は…ワカサギ釣りでにぎわう白老のポロト湖!!
ポロト湖では、本日のお助けスタッフ、ヒメと合流。
連休最終日ということもあってか、駐車場いっぱいの釣り人たち。
が、ワカサギをつるテントを横目に、我々イエティチームは氷の上をチェックしたり、歩いてみたり、端の方にいってみたり、足跡を見つけたり…
昨日の様子から持ち直し、今日もワカサギ釣りをオープンできるほど氷ははっていましたが、「ここから先は危険!」の赤コーンがきちんと立てられていました。
その先にみえるのは、4月OPEN予定のウポポイの建物…?
さて、今回は、氷の上の雪をよけて、つるつるすべるかやってみよう!
と意気込んできましたが、今の氷の様子だと、歩くのは問題無いけど、氷の上の雪をよけたり、いろいろ動いたりすると、氷がとけやすくなってしまって危ない…
するとそこに、姿をくらませていたうえだんなが登場。
どうやら少し歩くけど、他のお客さんもいない、別の湖があるそう!
早速みんなで歩け歩け。整備されている道を通って上ったあとは、
笹藪をこいで水辺まで。
探検っぽい!!
着いたーー!!!他に乗っている人もいないので、一歩ずつ、一人ずつ、慎重に氷のはり具合をチェック。
一人ずつ乗る人数を増やしたり、ジャンプして振動を感じたり。
音や足裏からの感触には特に慎重に!
日当たりの良い部分は、氷も薄くなっているのがよく見えます。
ちょっとずつちょっとずつ、範囲を広げてみたり、縁に生えていたイタドリでストックをつくったり。
うえだんなから、湖や沼の氷は縁からできていくので真ん中にいくほど薄くなる、というのを聞き、
あらためて見回してみると、動物の足跡も、縁には多いですが、真ん中にはほとんどなく。
動物たちは、感覚でわかっているのかな?
さて、氷の上の感覚&調査隊気分を堪能したら、
また山を越えて戻ります。
帰りは、みんなで通りやすそうな道をみきわめながら。
獣道から、整備された道までのルートも、子ども達で見つけてくれました。
なんだかとっても「イエティっぽい」!?
さっきいた大きい方の湖も、駐車場も見える!!
ここからはうえだんなナビを頼りに歩いて行くと…どんぴしゃりで駐車場まで到着!
着いたーー!!きもちい~~~
探検をともにしたほうき&スコップと、突如魔法使いごっこ。
空をとんでる!?
一運動したところで、丁度お昼の時間。
車に乗ってキャンプ場まで移動します。
キャンプ場のそばにある川は氷ってないみたい。
なんだかかっこいい場所に到着!!たき火も準備して、早速みんなでつめたお弁当をいただきます。
おかわりもモリモリ!多めに用意してきたおかずも余ったお米でにぎったおにぎりも、全て売り切れました!!
出発までの最後の時間は、みんなVSラモンときどきちこの雪合戦。
ゴーグルを装着し、せまりくるラモちゃんに、みんなキャーキャー言いながら逃げ、ときに応戦し、ときにつかまり…
雪玉あたった!!
最後まで、とまることなく逃げ続け、投げ続けました。
あっという間に出発の時間。
ポロトの森のキャンプ場、ありがとう!
車内で食べるようにおやつも準備し、車でそれぞれの場所へ。少し時間がおしてしまいましたが、無事全員解散し、今回のキャンプが終了しました。
昨日のブログでお伝えした通り、ぎりぎりまで氷の状態も微妙で、
川下りも、風がつよい予報で、天気予報や風向きとにらめっこしていましたが、
活動中はそれらを感じさせない良い感じで、
みんながたのしみにしてくれていた活動を全て行うことができました。
この1年日本に滞在している、スペインから来たラモンも、みんなとの雪遊びがとっても楽しかったそう。
なかには、ちょっと英語で話しかけてくれたり、日本語がわからなくても、気にせず日本後で話しかけてくれたのも、嬉しかったと喜んでいました。
みんなありがとう!!
道内でも一気にひろがっているウィルスや毎年流行るインフルエンザなど、いろいろ気をつけるべきこともありますが、
気をつけることはちゃんと気をつけて、
よく食べて、よく寝て、よく遊んで、元気に冬をこそう!!
参加してくれたみんな、この時期の貴重な3連休にお子様を送り出してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました!
またみんなでキャンプできるのを楽しみにしています。
(ちこ こと 大類幸子@黒松内ぶなの森自然学校)