子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

【1日目】2019忍者キャンプ in イコロの森 

2019年11月02日 21時56分44秒 | 全サイト合同

いよいよ始まりました!

今年度の忍者キャンプは苫小牧のイコロの森で開催です。

札幌、いぶり、黒松内から22名の子ども達、16名のスタッフが集まりました。

黒松内チームはウトナイ湖に立ち寄り、きれいな景色も満喫:)

昼前には各地からイコロの森に集合しました。

 

着いて早々、早速様々な修行と称した遊びを始める子ども達。やる気満々です。

 

お昼ご飯を食べたら、忍者村開幕!この3日間は、イコロの森が「イコロ忍者村」になるそうです。

 

スタッフの自己紹介や施設の使い方の説明を聞いた後は、忍者の掟を確認し、基本の忍者修行その壱を開始しました。

今日行った修行は、

・合言葉に合わせた動作を行う(山!と言われたらじっと動かない、土!と言われたら地面に寝そべる…など)

・忍者の走り方の練習(手を振らない、足音を立てないなど)

・忍者の礼儀(別々の場所から集まった仲間なので、自己紹介)

・師範に続け(スタッフの動きを真似て動く)

・落ち葉積み競争

・封印解除の術(鬼ごっこ)

・忍者かくれんぼ

・Sケン対決…などなど

 

心身ともに鍛えるべく、身体をふんだんに動かしながら、自然の中で修行を行いました。

↑この中に6人くらい埋まってます(笑)

 

修行を終えた後は、みんな結構お疲れ様なようでしたが、その後の自由時間には各自各々修行を行いました。

掃除の術をするもの(玄関前の落ち葉掃除)

階段の術(木を組み合わせて階段を作る)

火起こしの術をするもの

馬の術をキングから学びに行くもの

隠れ身の術を極めるもの(リアカーに積んだ落ち葉に身を潜める)

室内でトランプ作りに励むもの

手裏剣作り&飛ばしを修練するもの

いかに滑らかにダンボールに滑り込むか挑むもの

自分達の部屋をデコレーションするものまで、

本当に様々な修行・修練を行っていました。

私が見ていて嬉しかったのは、これらの遊びほとんど全てが、大人がけしかけたものではなく、子ども達自らが思いつき、工夫して、発展させていたことです。

つまらない、何して良いかわからないなんて言う子は一人もいない。

自由に遊んでいいんだよという場作りと見守る大人の存在と少しの道具を使えるようにするだけで、子ども達が本来持つ発想力がこれほど活かされるんだなと…改めて思いました。

 

このような場を作り出したくて、各地のスタッフが協力しつつ行っているキャンプなので、楽しそうな子ども達の姿を見て、本当に嬉しかったです。

 

日が暮れるまでたっぷり遊んだ後は、お待ちかねのまかない忍者による夕食!カレーライス、スープ、とろろ昆布の和え物、さらに牛乳寒天のデザート付!日中いっぱい動いたので、みんな美味しい夕食をたくさん食べました。

ご飯後には自分の食器をなるべくきれいに拭く修行!

修行ということで、いつもの新聞紙の半分での食器拭き取りでしたが、みんな頑張ってくれていました。

夕食後は外に行くための暖かい服装を準備して、夜の修行開始です。↓ばっちり

今回は低学年の子ども達が多く、昼間の疲れが出てきていたので、早めに行動開始、短めの時間設定としました。

 

夜の修行は、まずは闇の中で目を慣れさせる修行。

夜の森の中に隠れたスタッフ3人を見つける、グループで森の中に隠されたドラえもんのぬいぐるみを探すなどをしました。もちろんライトは使いません。

 

最初、怖いと怯えていた子ども達も、次第に目が慣れてきて、森の中を普通に歩けるようになっていました。(暗すぎて写真が取れていません^_^;)

 

その後は「ふくろうの修行」と称して、闇の中で目ではなく耳を鍛えました。

 

それらが終わった後は、焚き火でマシュマロを焼いて、本日の修行は終了。

みんなお疲れだったのか、早い時間に寝る子も何人かいました。寝れずに騒いでいた子も今はぐっすり寝ています。

別々の場所から来ている子ども達ですが、日中、夜の活動を通して、交流が進んだようで楽しそうな会話がいたるところから聞こえてきました(*^^*)

明日も引き継ぎ、様々な修行を行っていきたいと思います。

 

黒松内ぶなの森自然学校・佐藤(ふった)

コメント
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