10月に稲刈りして、はさがけした稲わらです.
よく乾いています。
この稲わらからモミだけをとる作業「脱穀」を行います。
まず、1つめ。
うっちーが足ふみ脱穀機で脱穀の仕方を教えてくれます。
踏み板を踏むとドラムが回転します。ドラムに針金がついていて、稲たばをもって、穂先を当てることで、モミがとれるのです。
強い力で脱穀機を回すので、いなわらがもっていかれそう。
大人の力をかりないと難しそう。
お母さんたちも挑戦。
上手くとれなかった稲は手作業で取り外す。
お米を食べるためにはこんなに丁寧な作業がたくさんあるんだね。
せっせとわら運びのお手伝い。
2つめ。こちらは唐箕(とうみ)という道具です。脱穀した籾のなかには、稲の葉や藁くずが混ざっていたり、モミも中味がはいっていないものがあったりします。それを風を送って吹き飛ばし、中味がつまった重いモミだけを選ぶのです。
上の部分から、脱穀機で脱穀されたモミを入れて、手回しハンドルで風を送ると…
実のはいったモミが落ちてきます!
今日は9キロ近くとれました。
今日は午後は石山会館へ。お昼ご飯の時間。
くにさんの畑で育った大豆と、冬水田んぼの稲わらで納豆をつくるぞ!編のはじまりです。
ときのもりのひろみさんが「なっとうくん、西へいく」という絵本を読んでくれました。
納豆は東日本で生まれた発酵食品。
西日本の人はあまり食べる習慣がなかったけれど、
最近は栄養がたくさん含まれていて、とくに良質なたんぱく質がとれることから注目されて。食べられるようになってきたんだって。
その納豆をくにさんの畑で植えた大豆と、冬水田んぼのいなわらでつくってみましょう。
まず、納豆のおふとんになる藁づと作り。
稲わらをしごいて、半分におって、バナナの皮をむくように、折っていきます。
上手におれたかな?
熱湯で殺菌します。
納豆菌は藁の中に生きています、そして熱にも強くてお湯の中でも死なないんだって。
そのわらに大豆を詰めていきます。
これで24時間45度~50度をキープ、
冷蔵庫に移して2~3日で納豆ができるそうです。
来月はいよいよ、ふゆみずたんぼで育った新米をいただきます。
そして藁をつかったクラフトをつくります。