子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

ぶなの森自然学校 12月「ぶな森工房でものづくり」~2日目~

2016年12月11日 19時06分19秒 | 黒松内校

ものづくりキャンプ2日目。

さらさらと、雪が降ったりやんだりの天気ですが・・・寒くてもからだを動かせば大丈夫!

鶏のコケッツや愛犬グラッチェの餌やり、グラウンドの雪かきなど、朝のお仕事をしっかりやってくれました。

ひと仕事したあとの朝ごはんは美味しい!パンもおかずもモリモリ食べました。

今日の3分トークはちこから。イエティくらぶの活動をみんなにどうすごしてほしいかのお話でした。

ちこの願いは2つ。一つ目はたーーくさん楽しんでもらいたい!そしてもう一つは『自分で考えて行動する』こと。

寒かったらどうするのか、ごはんを残さず食べるにはどの位よそうか。色んな経験やたくさんの人と過ごす中で、自分でできることを考えてどうにかする力をはぐくんでいってほしいなと思っています。

今日の活動はアルミ缶でご飯を炊き、お昼ご飯には昨日作ったキャンドルやランタンでキャンドルパーティー!

まずはアルミ缶に穴をあけたり、お米を洗ったり、ご飯を炊く準備です。

お米をうるかしている間に2つの班に分かれてパーティーの準備。

調理班は、薪ストーブでご飯のお共のハヤシライスづくり。家では料理しない!と言っていましたが、上手に野菜を切れました。

会場かざり班は、キャンドルの灯りを強調するために毛布で窓にカーテンをつけたり、輪っかやクリスマスの飾りをつけて、パーティーらしい雰囲気づくりをしてくれました。

いよいよアルミ缶炊飯器でご飯を炊きます。

下のコンロがわりの缶で小さく丸めた新聞紙を燃やし続け、お米の入った上の缶を熱します。

途中から強風が吹きはじめ、急遽体育館に移動したりとアクシデントもありましたが、

上手なやり方を見つけた子がみんなにアドバイスしており、お米を炊くことができました!

会場、おかず、ご飯、そして灯りがそろい、いよいよメインディッシュのキャンドルパーティー!

ビンや行燈の中でキラキラと輝くキャンドルの灯りでお昼ご飯です。

キャンドルの灯りは温かく、自分で炊いたご飯も美味しくてご飯がすすみます。

スタッフのたつみが皆にないしょで作っていた、リンゴのスワン乗りケーキも登場!

甘くておいしいデザートも食べ、お腹いっぱい大満足。

食べ終わった後は、調理器具を洗ったり、会場の掃除をしたり、バッチリきれいにしてくれました。

おわりの会をして、2日間のものづくりキャンプもおしまい。

寒いからこそ、暗くなるのが早くなるからこそ、そんな冬を灯すアイテムを作っちゃおう!

ということで作った「カラフルキャンドル・ビン切りランタン・枝の行灯・アルミ缶炊飯器」の4つのアイテム。

想像してた以上に独創的で素敵な作品が出来上がり、子どもたちのアイデアに頭が下がります。

ビンを切るなど初めての体験もあり、楽しかった!面白かった!との声があがりました。

お迎えに来たおうちの人にも自分やお友達の作った作品を見てもらい、

つくった作品はおうちへのお土産に持ってかえりました。

炊飯器が無くてもご飯は炊ける。一つのロウソクの火で、より周りを照らす道具がある。

災害や突然の停電で「もしも電気がつかえなくなったら・・・?」

暗い…ご飯が作れない…と、なにもしないのではなく、そういえば灯りは自分でもつくれるなぁ。

もしかしたら家にあるものでも何とかできるかもしれないなぁ。

そう、考えるきっかけになったらよいなと思います。

*

次回のイエティくらぶ黒松内校は2月「黒松内雪まつり」です。

年末年始のキャンプでも冬と雪をたーっぷり楽しむ遊びを考えてます!

寒さに負けず、楽しみながら冬をお過ごしください♪

(くま こと 熊手若葉)

コメント
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