子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ札幌まるやま校イエティーズ「ぷかぷか!かわのようちえん」

2015年07月18日 17時45分43秒 | 札幌まるやま校
北海道の短い夏を満喫!
今日は幼児親子向けの自然体験活動のイエティーズ。
今回のテーマは「ぷかぷか!かわのようちえん」

曇り空の中、子どもたちがだんだんと集合してきて
川に入る装備を整えていきます。

全員が集合したところで自己紹介、

今日もたくさんのお友達が集合しました、よろしくね。

安全のためのライフジャケットを装着したら早速川に入ってみます。
まずは歩く練習から

川の底は浅いとこ、深いとこ、滑るとこなどなど歩くのが難しい・・・

しりもちをつきながら、おそるおそるゆっくりと

次は水生昆虫を探してみよう!
石をひっくり返してひっついている生き物を捕まえます。

触るのが苦手な子は見つけることを、
見つけたら触るのが得意な子に捕まえてもらいます。

つかむときの指の強弱の感覚をつかむのに時間がかかるところですが、
みんな上手に捕まえていました。
つかまえた小さな生き物を観察です。

小さな生き物がいるということは・・・
これを食べる大きな生き物もいる?
次は箱メガネとタモ網を使った生き物探し
見本を小学生にやってもらい、みんなも実践

なかなか網を持ちながら歩くのが難しい・・・けど

ものすごい集中力をみせ、次々に魚を見つけていきます。


この頃には小雨から本降りに変わってきましたが、
そのことも物ともせず黙々と魚を見つけようとする姿が多く見られました。

お父さんやお母さんと一緒に挑戦する子ども、

スタッフにくっついて大物を狙う子ども、

箱メガネでずっと川底をのぞき続ける子ども

とにかく網で川底をカサゴソし続ける子ども


捕まえた生き物もじっくりと観察、

みんなの力を合わせればたくさんの生き物に出会えました。

お昼ごはんも食べずに探し続ける子どももいて、
それぞれのペースで集中して生き物と向き合う、そんな時間が流れていました。


お着替えをして少し暖かくなったら
タープの下でお昼ご飯を食べてエネルギーを補給です。


食べ終えた子どもからまた魚探しが始まりました。

もう待ちきれないって感じが顔からあふれています。

こういう顔が見られるのが私たちの最も喜ぶところでもあります。

午後の活動で全員が揃った頃には更に生き物が増えていました。

午後はぷかぷか川に流れよう!です。
用意してあるものはそりとチューブ、
リピーターの子どものお手本を見てからすぐにみんな列に並びます。

どんどんと「僕チューブ」「私そり」

「二人で」「お父さんと」

など大きな声を響かせながらゆるやかな川の流れに身を任せます。
小学生の男の子が自分の体だけで浮かぶフローティングをしてみせると

「私も」「僕も」と川の冷たさにもまけずチャレンジ

体が緊張しちゃう子どももいましたが、
泳いでみせる子どもや、
何回もする子どもがいたりとたくましさが垣間見えました。
それにしても長蛇の列だったのですが、
みんな抜かしたりせず、きちんと並んでいたのでびっくりでした。
よっぽどやりたかったんでしょうね。


最後は「生き物探し」「フローティング」「滝修行」3つに分かれて活動
「滝修行」足元の悪い上流まで歩いていき、
滝の中にある秘密の部屋を目指しました。
いっぱい転びながらたどり着くと
滝の小部屋に入り込みます。

滝の裏側から見える景色はなんとも不思議、

そして頭から浴びる滝の勢いが最高!

とこちらも何回も繰り返している子どもたちなのでした。

フローティングもそりの立ち乗りをしたり、

チューブのスーパーマン乗りをしたりとってもワイルド!


もう時間ギリギリってとこまで遊んだら、
お着替えをして暖かいココアを飲んであったまって
帰りの時間となりました。

今日は本当に川の遊びを満喫しました、
生き物も優しく川に返し、また川で会おうねとお別れしました。


こういう素敵な環境が近くにあることを大切にしていきたいですね。
子どもたちの遊んでいる笑顔を見て改めてそう思うのでした。

次回9月はお泊りようちえんです。
皆さんの参加お待ちしています。

カツオこと高野克也


コメント
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