子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ札幌まるやま校イエティーズ「そよそよもりのようちえん」

2014年05月25日 18時52分49秒 | 札幌まるやま校

今日は幼児向けプログラム「イエティーズ」

総勢21名の参加者で、ゆったりと過ごします。

今回のテーマは「そよそよもりのようちえん」

全員そろう前からすでに遊びがスタート

タンポポベンチづくり

 

生き物さがしやバケツを使ってのスープづくり

 

全員集合したら今日のスケジュールと装備を確認

森にはどんな生き物がいるか予想しながらさっそく森の中へ。

みんなのチカラで次々と生き物を発見。

 

ワラジ虫、ダンゴムシ、アリ、なめくじ、カタツムリ、ゴミムシ

ヒシバッタ、ケムシ、イモムシ、ケムシ、チョウなどなど

 

どこにいるのかな?草の方かな?土の中かな?なんて考えながら探します

草笛や笹笛など大人も子どもも童心に帰って楽しみます

寒くなったら体を動かそう!木のぼりやじゃんけんゲーム

最後にはカナヘビさんにも会うことが出来ました。

しっぽが切れていたのは「どうしてでしょう?」

 

そして午後のプログラムのためにヨモギも少し摘みます。

 

お昼ご飯は外と中で思い思いに食べます。

お腹空いた~の声が聞こえて来る一方、ごちそうさま!と外に飛び出す男の子達。

パワーを充電したらまた遊びます。

オジィが火をおこしてくれていたので、薪を選んで薪ストーブにくべるお手伝い。

その他はカナヘビ探しやお絵描きタイム。

午後のプログラムはひでみんの「ヨモギ団子づくり」

お母さん達のお手伝いを借りながらの進行です。

三角巾やエプロンが良く似合ってます。

 

まずはヨモギをたたきすりつぶす。

1人がすり鉢を押さえてすりこぎでゴリゴリ

見よう見まねで1歳児もチャレンジ!

 

次はあんこを両手で丸める。

丸くするのにはコツがいります。

いつしか子どもたちの間では「子ども会社ヨモギ団子」と銘打って

クオリティを求めるようになっていきました。

白玉粉と上新粉の生地づくりもお手伝い。

 

出来上がった生地にヨモギを混ぜてこねる。

最初はすりこぎ、次は手で

ベトベトするけど何かヨモギのいいにおいがする。

作ってて楽しいのはつまみぐい!

 

最後はあんこを生地で包んで出来上がり!

キレイなお団子の形もあれば、柏餅のような形もあり、

大きさも子どもたち同様個性的です。だから楽しい!

 

ヨモギ団子を作っている間に空もすっきり晴れていい天気!

ベンチを自分で作って昼寝中。

 

お団子ができたよ~!

みんなで外で「いただきます!」

 

火をおこしてお湯をいっぱい使って作っていたのは・・・・

「ヨモギの足湯」です。

こちらはお父さん達のお手伝いでいい湯加減です。

ヨモギ団子づくりの途中から長湯する子どもたち。

ヨモギのいい香りと、薄緑色のお湯はリラックス効果抜群。

「あったまる~」「全部脱いでいいの?」なんて声も。

激混みの人気の足湯となりました。

お腹がいっぱいになって体がぽかぽかしたらもう帰る時間。

楽しい1日はあっという間です。

名残惜しさもありつつまた来月楽しみが待ってるよ!ということでさようなら。

今回は春の森にはどんな生き物がいるか?

春に役立つ野草って何だ?をテーマに1日を過ごしました。

新年度初回のイエティーズ開催ということもあり、

みんなの様子を気にしながらのプログラム進行でしたが、

新しく入った子どもも自分のペースでのびのびと活動していたように思います。

 

大きな筋道はありますが、その子のペースやその子の個性、

成長に寄り添いながら毎回活動していきます。

わらわらとそこかしこで大人と子どもの笑顔の花が咲くように。

いつものことながら温かい目で子どもたちを見守り、

小さい子のサポートを率先して行ってくれたり、

こうした方が良いんじゃないと的確なアドバイスをくれる、

スタッフ以上の動きをしてくれる保護者のみなさまに心より感謝いたします。

 

次回は6月29日「どこどこいきものようちえん」です。

ヤゴや魚にエビ、トンボなどを観察したいと思っています。

ぜひまたご参加ください!

カツオこと高野克也

コメント (2)
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