2013年3月2日(土)天気:吹雪きのち快晴のちちょこっと地吹雪
卒業、進級が近づく3月。
イエティくらぶいぶり校月例会も今年度の活動の締めくくりを迎えました。
が、締めくくりの寂しさからか天気が大荒れ。
前日の夜から続く暴風雪警報を考慮し、予定していた活動を繰り下げて午後からスタートとなりました。
今月のイエティくらぶいぶり校は、秘湯を探しに胆振地方の西の端・豊浦町&壮瞥町へお出かけです。
(9時頃には警報も解除となり、出発時間12時頃にはさっきまでの吹雪はどこへ??と思うほどの青空が見えていました。良かった、良かった!)
苫小牧から出発し、今回はちょっとばかり長旅になります。
元気を出していくためにもおやつは必須アイテム☆
途中、伊達市のスーパーで恒例のおやつ購入タイムです。
セルフレジでピピっとね。
車で走ること3時間。豊浦町にある本日の宿泊先に到着。
今日は元ねおすスタッフ・まむとたーぼのお宅に民泊なり。
荷物を置いて、さっそく外遊びに出かける準備です。
準備の途中、ふと少年の背丈に注目。おや?背、伸びた??
スタッフと背比べをしてみますと、いやはや同じくらいではありませんか。
少年、齢9歳の小学3年生。あっという間に抜かれていくんだろうなぁ。これからが楽しみであります。
さぁ、外に出て今シーズン最後の雪遊び!
おうちの裏手にある傾斜でそりすべりを満喫。
番犬・門狼(もんろー)も一緒に遊んでくれました。
とっても人懐っこいわんこで、みんなともすぐに仲良しに。
こちらはつららをゲット。
雪の上にダイブしたり、
かまくらを掘ったり、
定番の雪合戦も。
胆振中部に位置する苫小牧・登別あたりはこんなにたくさん雪が積もっていないので、みんな夢中になって雪遊びを楽しんでいました。
その後はおうちの中でご飯づくりのお手伝い班とまだまだ雪遊びをしていたい班に分かれました。
食事のお手伝い班…かと思いきやにゃんこ・蔵の助(くらのすけ)にメロメロ。
遊んであげているのか、遊んでもらっているのか、どちらでしょうね?
(もちろん、ご飯づくりのお手伝いもちゃ~んとしてくれました。ありがとね!)
外遊びチームは雪の壁登りに挑戦。
簡単そうに見えて、これが案外登れない!
何度も何度もチェレンジします。
えい!ひょい!登れた!!
こんなに暗くなるまでたくさん遊びました。
たくさん遊んでお腹はペコペコ。
みんなでご飯です。
ご飯のあとは明日の予定の確認。
明日はいよいよ秘湯“おさるの湯”へ向かいます。
おさるの湯というくらいですから、きっとそこにはおサルさんが温泉につかってふぃ~となってる姿が見られるのでしょう。
みんなの期待も膨らみます。
おさるの湯にむけて準備するもの・何時に何をするかみんなで予定を綿密に企てます。
楽しく遊んでお腹もいっぱい。ぐっすり休んで明日に備えます。
2013年3月3日(日)天気:雪、ときどき晴れ間
6時起床。
民泊でお世話になったお礼として朝はみんなで雪かきに。
昨日の雪で埋まった道路までの道や車の周りの除雪です。
一宿一飯の恩義、みんなしっかりおつとめを果たすことができました。
朝ご飯を食べて、身支度を整え、荷物をまとめたらいざ秘湯に向けて出発!
壮瞥町に向かいます。
車で走ること約1時間。
近くには来ているはずなんだけど…とあたりをキョロキョロしてみると地元の人と思しき人を発見。
勇気を出して聞いてみます。
「“おさるの湯”を探して来たんですが…」
「“おさるの湯”はそこのカーブをちょっと曲がると工事のスーパーハウスがあって、そのスーパーハウスから少し左奥に入ったところに川辺に降りていける道がありますから、そこから降りるといいですよ~」
との情報をゲット☆
とっても親切な方でした。ありがとうございます。
案内されたとおりに歩いていくと、工事の人の休憩室になっているスーパーハウスが。その左側にあった、道が!
そこをみんなでとことこ降りていくと…川の周りの雪が解けている!
近づいてみるとほのかに温かい!
触ってみるとあったかい!!
ここがどうやら“おさるの湯”と呼ばれる秘湯の様子。
でも、あたりを見回してもおサルの先客はどうやらいないみたい。
と、いうのもおサルさんが来るから“おさるの湯”なのではなく、隣を流れる川の名前が“長流(おさる)”なのです。
さすがに全身ジャボンと浸かるには水量が少ないので、今日は足湯。
みんな靴下を脱いで服がぬれないようにうまく工夫をしながら入浴します。
熱い!けど気持ち良い!
美脚になったかな?
その後、近くのふれあいセンターという公衆浴場でしっかり全身体をあたため、お昼ご飯を食べて帰路につきました。
この日は朝からたくさん働き、たくさん遊んだので移動の車内はこの通り。
今回のイエティくらぶでは、現在は就農を目指して卒業していった元ねおすスタッフのおうちに民泊したり、イエティくらぶのOGが今や大学生&専門学校生になってイエティくらぶのお手伝いに来てくれたりと、過去からのつながりにふれる機会となりました。
イエティくらぶという活動を通じて、こうしてつながっていけるということがとても嬉しかったです。
この子たちが大人になったと木、イエティくらぶのことをどんなふうに思い返すんだろう?
大きくなってイエティくらぶを卒業した後も、どこかでつながっていったら素敵だなぁ、と子どもたちの寝顔を見ながら未来を想いました。
この3月のプログラムを持ちまして、H24年度のイエティくらぶいぶり校の月例活動は終了です。
この一年、大きなけがや事故もなく過ごしてくることができました。
支えていただいたみなさま、お子さんを送り出していただいた保護者のみなさま、そして、一緒にたくさんの体験をした子どもたちに改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
また、3月20日(水・祝)にはこうした感謝の気持ちを直接お伝えし、お子さんがどのようにイエティくらぶで過ごしているかをちょっとした体験を交えてお伝えする報告会を苫小牧市・サンガーデンにて開催を予定しております。
お時間がございましたらこちらの方へもぜひご参加ください。
よろしくお願いいたします。
さぁ、新年度に向けても色々なプログラムを現在、絶賛企画中☆
また春からも一緒に楽しい旅に出かけましょう!
NPO法人ねおす・いぶり自然学校 上道和恵(うえちゃん)