子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶのぼりべつ「かわあそびキャンプ」3日目

2008年08月13日 17時52分51秒 | いぶり校
◆かわあそびクライマックス!!

さあ、最終日もかわあそびです。
なんといっても「かわあそびキャンプ」ですから。
最後までひたすらかわあそびです。

ここまで、いろんな様子の川に行きましたが、
今日はそれらをすべてごちゃまぜにして、
さらに水の量を一気に増やしたような場所に行きました。

そこは、やや危険度が高いので、
普段は小さな子たちがいるときは行かない場所ですが、
子どもたちの様子やモチベーション、身体能力を把握し、
「行こう!」と決断した、スタッフたちも気合の入る場所です。

最初はとっても心地よい川の様子なのですが、
あれ、だんだんと流れが強くなって、岩を噛むようにゴウゴウと音を立てています。「え?こんなところいくの…」と子どもたちもスタッフたちも不安な様子。



でも、うえだんなの後をついていくと…。
あら、ぽっかりと穏やかなプールのようなところがあるではないですか。
そうか、ここだったんだ。みんな、一気に水に飛び込みます。



足がつかない所でも、みんな平気で泳げるようになりました。そ
して大きな落ち込みに吸い込まれるように流れてみたり、
流れに逆らって泳ぎ、向こう岸にたどりついてみたりと、
今までの遊び技術を総動員して活動を展開しました。



スタッフも、最大限の集中力を発揮して、子どもたちの安全に気を配りつつも、
「まずは自分たちが楽しむ!」というスタッフの掟を破ることなく
大いに冷たい水と戯れました。

さあ、そろそろ時間です。
さっきの穏やかな河原に戻ろう。…と戻ったはいいのですが、
すさまじい流れの中で遊んだあとに浅くてとても穏やかな場所に来たら…。
みんな、なんかこうとっても穏やかな顔をしているんですね。



自分たちで安全な場所を選び、
自分たちで面白い場所を見つけ、
自分たちで面白い遊びを始めています。



だれかが遊びを促すでもなく、遊ばなければならない、という義務感もなく…。
心の赴くまま、あちこちで自由にわらわらと遊ぶ、
まさに「イエティくらぶ」らしい世界がぱっと広がりました。
こんな時間を待っていました。
こんな時間を、子どもたちは自然と作り上げました。
そして、
こんな時間を子どもたちと一緒に過ごすことができたぼくたちは、
とても幸せです。


ということで、お昼ごはんのうどんをあっという間に平らげたあとは、
荷物をまとめて帰る準備です。
3日間のワンダーランドは、残念ながらもう終わり。

でも、なんかとっても満ち足りた気分です。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする