子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

お外で食育キッチン10月 “きのこを採ろう”

2007年11月06日 12時23分32秒 | 札幌まるやま校
10月の食育キッチンは、
藻岩山きのこ観察会理事長・中田洋子さんを講師にお迎えして、
きのこ採りをしました。

お外であそぼう~手遊び~
今日の仲良くなるゲームは、みんなで「アルプス一万尺」の手遊びをしました。
家族でペアでやった後は、相手を変えてやってみました。
何回かいろんな人とやった後は、すっかりみんな仲良くなりました。



お外であそぼう~きのこ採り~
とても楽しみにしていたきのこ採りにでかけます。
森の中に入ると、すぐにみつけました!
大きいの、小さいの、固いもの、フワフワしたもの。
チビッ子たちは、とても上手にみつけます。



みつけるとすぐに中田さんに質問です。「せんせ~い。これ食べれるの?」
講師の中田さんは、チビッ子たちの質問に一つずつ、ていねいに答えてくれます。
しばらくすると、パパもママもきのこを見つけられるようになりました。
すっかりみんな、きのこに夢中です。

お外でつくろう
少~しはだ寒かったので、今日は森の家でお料理をしました。
大人は、きのこ汁ときのこの天ぷらをつくりました。
もちろん、採れたきのこも中田さんに処理の仕方を教わって、お料理しました。
チビッ子たちは、さつまいものデザートづくりです。
ゆでたお芋の皮をむいて、つぶして、混ぜて、キュ!と丸めてできあがり!

お外で食べよう
とろみのついたおしょうゆ味のきのこ汁は、
天然のきのこの香りがして、絶品です。
揚げたてのきのこの天ぷらも、アッという間になくなりました。
さつまいものデザートも、やさしい甘さが大人気です。
今回もたくさん食べました。



お外でつくろう~カボチャランタンづくり~
大きなカボチャが手に入ったので、カボチャランタンづくりをしました。
みんなをビックリさせようと、カボチャはかくしておきました。
運び出されたカボチャをみて、チビッ子もママも大喜びです。
さっそくお外でランタンづくりです。
親子で協力して、カボチャの上を包丁で切って、
中のワタと種をとり出します。マーカーで顔を描いて、ナイフで切りおとします。
出来上がったカボチャは、とても個性的です。



~大人が夢中の大撮影会~
10個のカボチャランタンを前に興奮気味の大人たちで、大撮影会となりました。
一列に並べて記念写真をとった後は、
小山の斜面にカボチャを移動して記念写真。
さらに、下であそんでいたチビッ子たちを呼んでの記念写真と、
大人がどんどん夢中になって、撮った写真はとてもすてきな写真となりました。

採るという行為
チビッ子たちは目線が低いので、すぐにきのこを見つけられましたが、
大人はなかなか見つけられませんでした。
しかし、森に入って感覚をとぎすましていると、
きのこが目に入るようになりました。
そのことと比例するように、どんどん夢中になっていきます。
こんなにも、採るという行為が人間を夢中にさせるのかと、
参加者のみなさんを見ていて驚きました。



また、中田さんと子ども達のやり取りを見ていて、
子どもの質問に大人がていねいにしっかりと答えるということは、
子どもの探究心をとても刺激するものだと、改めて気がつきました。



きのこの奥深さ
講師の中田さんのまほうにかかったように、
私たちはすっかりきのこのみりょくにとりつかれました。
なんとこの日1時間ほどで、みつけたきのこは20種類以上です。
よく見ると質感が一つ一つちがうのもわかり、
見た目がまるで白雪姫に出てくるようなキュートなきのこにも出会えました。
そして、森の生態系の中で、
きのこがとても重要な役割を持っていることも知りました。

講師の中田様、ほんとうにありがとうございました。
コメント (2)
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