アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

サワギキョウ

2009年06月28日 | みどりの仲間達
霞ヶ浦総合公園の水生植物園にサワギキョウのライトブルーの花が咲いていました。草丈1メートル程の宿根草で、東アジア原産の在来種です。桟道から離れていて近寄って観察はできませんでしたが、一見離弁花に見える花は合弁花とのことです。サワギキョウには、アルカロイド系のロベリンと言う呼吸中枢神経を麻痺させる有毒成分を含みます。大量に摂取すると呼吸麻痺や心臓麻痺を起こし死に至るそうです。
サワギキョウの花言葉の一つに「敵意」があります。かつてサワギキョウを使った毒殺があったのかもしれません。それが花言葉の「敵意」の由来かもしれません。「敵意」は競争に付き物です。現在は競争の世界。子供の頃から偏差値でランク付けされ、人間の価値を数値化してしまいます。偏差値で進学校も決まり、社会に出てからも成績評価が付きまとい、競争を強いられます。その結果、この社会は「敵意」が満ち溢れることになりました。
「敵意」と「敵意」がきちんとしたルールに従って戦うオリンピックは美しく感動的なものです。ところが最近「敵意」の相手を見失った「誰でもいい」殺人が若者の間に横行しています。
「人」の字は、人は助け合って生きるものを意味する象形文字です。今度の選挙では、現在の「敵意」教育を「人」教育に改革することを考えようではありませんか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハグロトンボ | トップ | ヒヨドリの巣立ち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

みどりの仲間達」カテゴリの最新記事